【GFMG】楽しく仲良く勝つ。は本当に可能か考察してみた。

え!
こんなメール来てるけど?
どういう意味?

お問い合わせメールの内容。

「即日発送の「会員価格アリ!お急ぎの方におすすめのバスケウェア!
【即日発送可能】バスケウェア 綿T 最大半額 2枚セット「籠球育ち ?2メン!速攻!?」
ですが、会員価格の表示が半額どころか4分の1になっているような・・・(汗)

心配になってメールしました。取り急ぎ。」

2号に確認。
あ、ほんまやー。

って、
なにをほのぼのしとんねん!

って、
お客さま
どんだけいい人ですか!

2メン速攻どころか
ダブルスコアで大負けするところだった
工場長です。
まいど、どうも。

もろもろ人力過ぎてミスが増えているので
どげんかせんといかん。。な・・・

相手、ディフェンスしてないなー。

先日の試合では(所属チームの)会社の人が
応援に来てくれました。

 

その中に海外から来られている社員さんもいて
その感想を送ってくれました。

えいご。

で・・・(-_-;)

※ウチのチームの選手は私と2号以外は、一流大学出身エリートさんです。

とにかく、たいそう感動したという内容だったそうで
それを読んだメンバーがまた感動して泣く。

という涙スパイラル。

(G★Fは内容に入れずちゃかす係。)

そんなウチのチームの試合を見て彼女が感じて
送ってくれた内容とは。。

はじめは相手チームが優勢のように見えましたが
決して諦める事なくタイムアウトでより効果的な戦略を話し合い
追いつくだけでなく勝ち切る事が出来ました。

中略

他のチームのコーチは叱咤や指示を叫んでいたのに対し
私たちのチームのコーチは絶えず応援や励ましの言葉を
かけていました。

そして
女子バスケ部は間違いなく我が社が誇るべきものである。

と締めくくられていたそうです。

そうです。
って原文は見てるんですけどね♪~( ̄ε ̄;)

怒られまくってバスケットボールをして来た私にすると
なんとなくこの褒めメッセージを素直に受け取れないというか
そんなんで勝てたら世話ないよ。
と心のどこかで感じてしまいます。

その理由は後述しますが

でもね。それより先に伝えたいのは。
ウチのチームのベンチの応援は本当に素晴らしい
ってこと。

ベンチにいる人たちが「チームを指揮する人」
じゃないってこともありますが。。。

シュート1本入ったらナイスプレー!という大拍手、大声援。
リバウンド1本にナイスリバウンド!という声。
常に聞こえる「頑張ってー!」という声。

こんなに応援してもらってんだから頑張ろう。
どうにかして勝たなきゃ。
いい流れを持ってこなきゃ。

この声に答えたい。
と心から思います。

応援の力って本当にあるんやなって今頃感じています。

 

さて、そんな思いもありつつそんなんでは勝てないよって思う
その理由です。

 

高いレベル・世界に行こうとする時
たいていの人は周りの力(サポート)が必要になってきます。

レベルアップをするときに必要なのは
体力などの身体の部分だけでなく、
気力や考え方、意識なども一緒にレベルアップする必要があります。

そのレベルに引き上げていく身体や意識を作るのに
一番手っ取り早く簡単なのは

コーチや指導者からの追い込みです。

 

また怒られる、殴られる(これは今はない?)
だからやらなきゃ
という「追い込まれた危機感」です。

 

危機感や恐怖心で頑張るのはむちゃくちゃ辛いです。
精神的にも肉体的にもいっぱいいっぱいで何をしているのか
解らなくなることも良くありました。

逃げちゃった人も大勢います。
でも、私はそのお陰で追い込まれた時の
頑張り方、踏ん張り方が身についたと思います。

だから、今は怒られなくても、
自分や周りのために頑張ることができます。

 

実際は選手が耐えれるラインの見極めは個人で違うので
それをコーチが手綱を握って、弱めたりしなきゃ
ダメなんですが、出来ない怒るだけのコーチが多い。。。

 

ちなみに、見た目893の今はもう亡き恩師N先生だって
怒りまくった次の日はチーム全員で映画鑑賞とか
シャツを買ってくれたり、
食事に連れて行ってくれたり
実に解りやすい笑「アメ」をくれました。

 

何より、たくさんの勝利をくれました。
(これが一番のアメですよね)

 

どんなに怒られていても、キチンと乗り越えれた選手は
怒ってくれた先生に感謝すらします。

 

でも、乗り越えれなかった選手たちは
恨んだり、もうその場に近寄る事も
最悪の場合バスケットボールも嫌いになります。

 

私は運よく、のこってきた側なので
正直な話、脱落していった人は根性ないなと
見下している部分も否めませんが
同時に、怒るだけで選手の気持ちを酌もうとしない
コーチにも同じように違和感を感じます。

 

だからもしも、励まし、声援が
「追い込まれた危機感」が発するパワーに
勝る事ができたらより素晴らしいなと思います。

 

前回の試合ではそれが出来て勝つことができ
またそれがキチンと伝わったのでしょう。

 

でも、

でもです。
ここからです。

 

励まし、応援、ほめるだけでコーチが叱らない場合
本当に歯を食いしばらないといけないときに
「逃げる」「なれ合い」「舐める」「甘える」「あきらめる」
になる側に確率は・・・

 

高いでしょうか。
低いでしょうか。

どう思いますか??
そして

あなたは、怒られることがなくても
ちゃんと頑張れるチームに、選手になれますか?
出来なくても怒られない。
それでも、ちゃんと目指すレベルで頑張れますか?

私は無理やったなぁ。。。
と自分の現役時代を振り返ります。

 

楽しく、仲良く、励まし、手を取りあって勝つことは
目指すところではあるけれど、それは
怒りまくって、怒られまくって勝つことの何倍も
何倍も難しく、レベルが高い。

 

それが受け取る側(選手側)の人間性ありきではなく
それをも成長させつつ。。勝たせることもできる。
そんなことができるチーム、またコーチは本当に一流だ
と思います。

 

sodach-m-01-dl

籠球育ち

PS:さっきまでこのTシャツ2枚を1400円で売っていました。汗

 

 

 【GFMGは、バスケットボールブログです。】
GRIN★FACTORY工場長&2号が、現役選手としてこうありたいという想いを 日々綴るバスケブログです。
ミニバス選手や中高バスケ選手とその保護者さんにもコメントやメールを沢山頂き、
私たちも励まされています!
ぜひ、ひと味違うバスケウェアブランドGRIN★FACTORYのブログ、お楽しみ下さい。

 

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この記事を書いた人

バスケ歴:松原第三中学校→府立松原高校→大阪薫英女子短大→日立甲府→大阪丸紅→ふれんど→大阪ガス(2016年3月退部)→

高校大阪3位と高校時代までの戦績は今ひとつながら、その後はチームメイトの活躍のお陰で大学生ではじめての全国大会を経験する。 その後所属した日本リーグ(現WJBL)、国体、全国クラブ準優勝、オールジャパン、全国実業団大会など様々な大会出場経験。

2007年にバスケットボールウェア専門ブランドGRIN★FACTORYを立ち上げ10年目を節目に法人化しGRIN FACTORY株式会社とする。 ちなみに実業団であった大阪ガスに復帰したのは36歳の時。半年ほど前に入部していた2号に出会う。※2016年学生時代のチームメイトに誘われ出場した日本スポーツマスターズ大会で2年連続全国準優勝を果たし、3度目の正直の全国優勝を狙っている。。。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 他のミニバスチームのコーチでしたが、尊敬する方がいます。

    試合に大差で勝ったのに、内容が良くなかったと叱る様子を見かけて
    負けても反省なしのうちの子たちとは目指すものが違うなぁ…と思ったのが最初。
    普段は厳しいし、地味な走りこみや基礎練が主で、脱落する子も多かったようです。

    でもがんばって付いていく子は、確実に素晴らしいプレイヤーに成長していました。
    最後には、その場の勢いや調子に波のあるプレーで勝ってきたチームをさらっと抜き去って
    土台のしっかりした建物のようにとても安定したプレーを見せていました。

    混合チームで試合をさせてもらったことがありますが、結果失敗してしまったプレーであっても
    「いいよ!それでいい!」「やりたいことはわかったよ!」と試合中前向きな言葉で励ましてくれて
    うちの子供たちは「すごく気持ちが良かった!!」と感激していました。

    褒めるだけでは選手は満足して、それ以上頑張れなくなりそうだし
    叱るだけではモチベーションはどんどん下がっていきそうだし(M気のある人を除く笑)
    個人によって丁度いいバランスも違うでしょうから難しいですね。

    でも「叱る」の割合が大部分でも、「褒める」がどれだけ効果的かでコーチへの信頼感は全く違うし
    それによって頑張って付いていける子は増えると思います。
    そして最後まで頑張れたことはきっとその後の自信になる(脱落した子はトラウマに?)でしょうから、指導者の責任って大きいなって思います。

    • ひなたさん☆

      工場長です!
      コメントありがとうございます(#^^#)
      本当に読んでくれているんだなーとうれしくなります
      (あ、アメですね!笑)

      失敗になったとしても「ここまでは良かった」「ここからがダメ」とわかると安心できて次また挑戦できますが、何をしても怒られたりすると混乱し最悪の場合は指導されることへの恐怖心につながってしまうと思います。

      私なんか「ちょっと。」とか「おい。」と手招きされるだけで心臓ちょっとキュってなりますもん笑
      「特に悪いことを何もしていなくても、何を言われるかは解らない。意味なく怒られることがある」という恐怖心を消すことがいまだにできません。
      脱落こそしなかったものの完全にトラウマですねー。(-_-;)

      プレーしていて「これでいいのか」どうかを知りたい選手ってたくさんいると思うんですよね。
      指導者さんの大半は昔は選手だったはずなので、その気持ちわかる。と思うんですけどね・・・

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