11月16日_名詞

うちの母は、事柄を説明するとき、きちんと名詞(名前)も付けてくる。

 

「中村さんが…」

「あけみちゃんが…」

どうのこうの。

 

会社に「あけみちゃん」という人がいるみたいで、その人の話をたくさん聞く。

私は全然会ったことないので人物像は分からないまま。

 

あけみちゃんが、あけみちゃんに、あけみちゃんの、

 

あけみちゃん自身についての説明は一切なく、あけみちゃんがどうしたかを伝えてくる。

質問する隙間もないので疑問は疑問のまま進む。

 

聞きながらも「ところであけみちゃんて誰。」

 

その疑問が一番なのだが、説明はない。

 

母が「ちゃん」付けするのだからきっと若い人だろう。

 

そんな想像をしながら聞いていた。

 

一通り終わったので「あけみちゃんていくつの子?」と聞くと

 

「78歳」

 

思いがけない年齢の回答がきた。

 

 

まさかのおばぁちゃんだった。

 

 

違う話題に。

 

「松本 仁くん」の話。

 

松本仁くんがこないだ家出して、大変だった。

 

みんなにかわいがってもらっていたのに、急に居なくなった。

 

まぁまぁヘビーな話だった。

 

誰かのお孫さんかな?

 

 

私「いくつなん?」

 

母「もう15歳くらいかしら」

 

思春期か。仕方ない。家出したくなる年頃だ。

 

私「それでみつかったの?」

 

母「見つかった見つかった、交番でシュンとして反省した感じで座ってたって」

 

 

私「よかったね。多感な時期なんやわ」

 

母「え?」

 

私「…え?」

 

 

母「松本仁君は、

 

 

犬よ。」

 

 

 

 

 

犬かーーーい

 

ってなりました。

 

 

 

今日はどんなひとコマを送っていますか?

ニヤリとするひとコマを送っていますように。

 

■今日のオススメ

半袖かーーい

https://bit.ly/3qDf5LW

 

 

 

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

バスケ歴:松陽ミニバス→中学は陸上部→甲子園学院高校→園田女子大→大阪ガス(2016年3月退部)

小5で始めたミニバスで将来を嘱望されたが、地元中学にバスケ部がなかった。周りからは越境も勧められたが陸上部に入り、全中出場を果たす。 その後兵庫県でNO,1だった甲子園学院に中学未経験ながら堂々入部。 入学時はバッシュもなく底を綺麗に拭いた運動靴で練習をし見かねて顧問の先生からもらうなど、様々なエピソードの持ち主。「涙は分泌物」と言い放ち、心が鉄のように動かないため、鉄子とも言われている。

大学卒業後は一般企業に勤め、数年プレーしない日常を楽しんでいたが、会社の飲み会にてたまたま大阪ガスの試合に誘われ流れのまま入部。 工場長と出会う。チームでは常に30点は得点あげていた絶対的エース。

コメント

コメントする

目次