モンスターチルドレン③【GFMG】

台風。。 今日は清水翔太のライブに行くのに、なんてこった。

(父とコブクロのライブ行った時も雨 参照:KOBUKUROKI 大阪城ホールライブ!

どうもワールドカップ級の雨女2号です。

みなさん、天災にはくれぐれも気を付けてくださいね。。

W杯 きましたねー!アルゼンチンの決勝進出!!

メッシのPKの集中力!

メッシが1発目を決めたことでアルゼンチンは4本連続成功し、4-2でオランダを下しました。

FIFAワールドカップ

FIFAワールドカップ

 

これで決勝は ドイツ 対 アルゼンチン 14日4:00 NHK。

3位決定戦が13日5:00 フジテレビ。

寝不足にお付き合いください。ゴシ(-ε\)(/з-)ゴシ

 

さて第三回モンスターチルドレンストーリー。

楽しみにしてくれている人、そうでない人。

最終回ですよ。たぶん(笑) お付き合いください。

 

 

///続き///

 

夏のミニバス県大会決勝に進んだ我チーム。

その決勝戦に備えるべく、準決勝後、お昼ご飯のおにぎりをモリモリ食べていると、

準決勝で対戦したチームのキャプテンの女の子が近づいて来ました。

 

「?」と思っていると、その子はこう言いました。

「良い試合をしてくれてありがとう。決勝頑張って。またお願いします。」 と手を差し伸べてきました。

オニギリしか持っていない私の手よりも、何だかずっと綺麗な手でした。

ぼんやりしていると、監督に   「ほら」   と促されました。

 

 

「・・・いえ、こちらこそありがとう。決勝頑張ります。」

同じ学年で、同じようにミニバスをしているのに、その子はずっと ちゃんとした「選手」でした。

私とマッチアップすることが多く、顔や名前も憶えてくれていました。

聞くところによると

この後、うちに負けたことを糧に練習に励んでいたそうです。

 

 

また、そのキャプテンの子は、私に勝ちたいんだと言って個人練習も頑張ったとも 聞きました。

自分たちのことを強いと思ったことはありません。

自分のことを上手だと思ったこともありませんでした。

 

 

でもライバルとして見てもらえることや、一選手として認めてもらえることは

嬉しいことだと、この時初めて思いました。

 

 

結果、夏の県大会ではうちが優勝しました。

でも冬、本番(全国大会がかかった)の県大会ではうちは負けて その子のチームが優勝しました。

その後、そのキャプテンだった女の子と大学のバスケ部で再会することになるのですが、 それはまた別のお話。

バスケをする自分にそこまで価値を見いだせなかった私ですが、

ライバル視してくれる選手がいて、ベンチで応援してくれるチームメイトがいる。

試合に出してくれる監督やコーチがいる。

選手としての価値は自分で決めるのではなく、頑張ったり、一生懸命した結果、

周りが評価してくれるものだと、ぼんやり分かったモンスターチルドレンでありました。

 

 

モンスターペアレントにいくらガミガミ言われようが、

監督・コーチにいくら 注意されようが、

あまり揺らぐことの無かった心が、

同年代のライバルによって少し前向きになることができました。

 

 

何にでも、やり方があるのだと思いました。

そのキャプテンの子だったら、誰もが付いて行きたいと思うでしょう。

 

私にはその自信はありませんでした。

友達としてではなく、選手として、キャプテンとして どう振る舞うべきか学んだ気がしました。

 

 

ただ、モンスターペアレントの 「何でうちの子にパス入れないのよ!」

(うちの子ってのははセンターポジション)

発言には、やはり我慢できず

「パスしても何のプレーにもつながらないし、シュート入れてこないもん。

あんなゴール近くでパスもらってんのに」

 

と、言ってしまいました。

 

 

頭で何となくわかっても、行動できない私。。

 

少しずつ上手になってきているモンスターペアレントの娘でしたが、

まだ上手の域には達していなかったと思います。

 

  それなのに、少し県で優勝したからって上手くなったと勘違いしたようで

「パスが入らないから、シュート打てない」とママンに報告していたようでした。

カチンと来た私(達)。

 

 

そのモンスターの言葉に今度はみんなで反抗。

みんなも少し強くなっていました。

娘もモンスターペアレントもびっくりしたようでした。

 

  私以外には言われたことが無かったため、相当ショックだったようで その後少し元気がありませんでした。

でもその後からは、特にママンへ報告することもなくなり 自分なりに努力し始めていました。

基本は素直で一生懸命な選手だったと思います。

でもチームプレーをする上でチームメイトに信頼されていないのは致命的です。

私に足りなかったのは、素直さでしたが、この子に足りなかったのは信頼でした。

それを補うために親が出しゃばってきたのでしょうが、

逆効果だったことを この時知ったのだと思います。

まぁだからってすぐにモンスターが無くなるわけではありませんでしたけど。

 

そのモンスターの娘とは高校のバスケ部で再開することになるのですが、、 それはまた別のお話。

 

そして、その時もまた復活していたモンスターペアレントの脅威についても また別のお話。

  自分はモンスターチルドレンだったと思いながら書いていたこのノンフィクションストーリーでしたが、

どうも、自分はモンスターではなかったような気がしてきました。。

 

お客さんのメールの内容には、モンスターチルドレンはチームメイトをいじめたり

親のおかげで試合に出たり、強い立場にいたり、

怒られなかったりしている子を 指すようで。。

私の場合は、監督やコーチにもしっかり怒られたし

(試合中強烈ビンタされ、その音が体育館中響き、結果ベンチテクニカルを受けた。笑)

モンスターペアレントにも目を付けられていたし親にも怒られていたし。。

 

  ただの万年反抗期の子どもだったってだけかもしれません

(やっかいなのは変わりませんが)

人を利用したり、いじめたりは絶対してません。

そこまで頭もよくありませんでしたので。。

 

 

  さてモンスターチルドレンの定義って何でしょうかね。

親を利用して優位に立つこと? チームメイトをいじめて優位に立つこと?

結局そんな子を作ってしまうのはモンスターペアレントがいるからな気もします。

子どもは親や大人をしっかり見ています。

 

 

振る舞いに気を付けないと、モンスターチルドレンを、またその因子を持ったまま大人になり

結局はモンスターペアレントを作り上げてしまうような気がします。

 

 

周りに注意する前に、自分のことを振り返ることも必要かも知れませんね((+_+))

 

終わり

 

 

 

GRIN★FACTORYは現役選手が運営(デザイン・プリントをして販売)しているバスケットボールショップです。
バスケットボールウェア、バスケットボールグッズで選手をはじめ、バスケットボールにかかわるみなさんを応援しています!(#^^#)

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この記事を書いた人

バスケ歴:松陽ミニバス→中学は陸上部→甲子園学院高校→園田女子大→大阪ガス(2016年3月退部)

小5で始めたミニバスで将来を嘱望されたが、地元中学にバスケ部がなかった。周りからは越境も勧められたが陸上部に入り、全中出場を果たす。 その後兵庫県でNO,1だった甲子園学院に中学未経験ながら堂々入部。 入学時はバッシュもなく底を綺麗に拭いた運動靴で練習をし見かねて顧問の先生からもらうなど、様々なエピソードの持ち主。「涙は分泌物」と言い放ち、心が鉄のように動かないため、鉄子とも言われている。

大学卒業後は一般企業に勤め、数年プレーしない日常を楽しんでいたが、会社の飲み会にてたまたま大阪ガスの試合に誘われ流れのまま入部。 工場長と出会う。チームでは常に30点は得点あげていた絶対的エース。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 連載(w)楽しく読ませていただきました!
    なんて波瀾万丈な少女時代……。
    しかも、ところどころ気になるワードが…。

    「それはまた別のお話。」

    気になってしょうがないです。ぜひ、連載再開を!
    2号先生の連載が読めるのは、GFMGだけ!(昔のジャンプかw)

    さぁ明日は息子の最後の地区大会です。暑さに負けずにビデオ係もがんばろっと。

    • D中学応援親ビデオ担当さん
      どうも、2号先生です笑
      初連載w、楽しく読んでいただけて嬉しいです(*^_^*)
      ミニバスで楽しかったので高校でもやろうと思ったのだと思います☆
      何でも強烈な思い出って必要ですね♪笑

      中学校の思い出も強烈ですので。
      またそれも、別のお話ということで(笑)

      息子さんが一生懸命やってきた中学校生活でのバスケットもきっと
      これからの糧になります!
      ビデオもいつもお疲れさまです!
      送っていただいたビデオ、観ました(*^_^*)
      息子さん、上手になったように思いました。上からですみません笑

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