勝つのが一番大事とか小さい事言うな【GFMG】

昨日は審判講習会が大阪であり、

お店番をサボりました。。。

 

すみませんでした。
工場長です。
まいど、どうも。

 

 

新しいトラベリングのルールとかファールとか
めまぐるしく変わるルールにどう対応していくのか
今回は「審判」の講習会でしたが、受けながらも「選手」としては
どうしていくべきかを考えた時間でした。

 

なんでこんなにしょっちゅう変わるねん!とは思いますが
スポーツがきちんと勝ち負けを決めることができるのはルールがあるからですから
ルールは尊重すべきです。

 

 

日大のアメフト問題はそのルールをないがしろにした大問題です。
監督やコーチが(彼らは認めてはいませんが)ルールを守らない指導するなんて
考えられません。。。

 

スポーツでいう勝つことはそのスポーツに取り組んでいる側からすれば
何より大事なことではありますが、大前提は「スポーツ・競技」である事。
戦争ではないのです。。。

どんなに追い込まれても勝つためには何をしても許されるなんてことはあり得ません。

 

 

誰でも「持っているものを失う」ことは怖いし辛いものです。

 

魅力ある立場、お金、権威など一旦手に入ると失いたくないと思うのは
誰しも同じだと思います。

 

日大の選手も、監督コーチが絶対だったということに加えて
日本代表、スタメンという立場を失うことが怖くて
視野が狭くなり、絶対にやってはいけない反則行為をしてしまったのだと思います。

 

 

しかし、いざやってしまった後はそのことから解放され冷静になり、
彼は全てを手放す「覚悟」をして会見に臨みました。

それを許した彼のご両親がまたすごいと思います。

 

あんなに立派な謝罪会見は見たことがありません。

 

反面、その指導者の監督コーチは無様でしたよね。

いまさら0(ゼロ)には戻りたくない、だから全部は認めない。
という打算が結局、0以下に「信用」を落としてしまったのではないかなと思います。

 

 

自分の本来の価値を高めていかないと
なにか起こったときに、覚悟ができなくて
何よりも大事な「信用・信頼」を損なってしまう。。

今回の件で、改めてそう思いました。

 

たとえば
いい大学、いい高校、いい会社に勤めているとか
社長だから、部長だから、先輩だから
強いチームに所属しているから
スタメンだから、日本代表だから、

 

だいたいバスケットボールがうまいからって

「自分はすごい」なんて「信じて」たら

 

 

 

 

大間違いやで!

(恥ずかしいで!)

 

 

ってこと。です。

 

 

偉いか、偉くないかは自分が決めるものじゃなくて
周りが感じる事だと思います。

バスケうまい人がいても
性格が悪く自分勝手だったら私は尊敬はできません。

ただの「バスケットボールが上手な人」と思うだけです。

 

もちろんバスケットボール部における、バスケットボールがうまい人というのは
試合にたくさん出れる、認められるという待遇を受けるのは当然です。

ここでつい本人が勘違いをしてしまいます。。
自分ってすごいんだ!と。怖いことです。

 

先日引退をした女子バスケ界のレジェンド
大神雄子さんが「すごい」と思われているのは
バスケットボールがうまいからではないはずです。

 

バスケットボールがあれだけできて
驕らず気さくで常にファンを大事にし、バスケットボールを愛し、
日本のバスケットボールがもっと前進していくために行動をしているから

すごいのです。

 

だから、彼女はバスケットボール選手という肩書がなくなった今も
これからもすごい人のままだと思います。

 

でも、おそらく今回の日大アメフト部の監督は監督という肩書がなくなった今
彼を信用しリスペクトする選手はもういないでしょう。

 

だから、大学の常任理事のポストに執着をしているのでしょう。
権威だけにぶら下がって自分自身を高めることをしなかった彼は
だれからも見向きもされない肩書のない普通のおじさんになるのが怖いのです。

 

 

 

いまこのGFMGを読んでいる
一生懸命試合にでるために頑張っているそこの君!

まずはルールを覚え、試合に出れるように頑張ってください。
そしてその努力が実って試合に出れるようになったら、その地位を守るためではなく
今度はさらに自分自信を高めるために心を鍛え、強く、優しくなることを目指してほしいです。

 

そして、バスケットボールだけじゃなくてもっともっと広くて
いろんな世界があるということも覚えていてほしい。と思います。。

 

バスケ格言Tシャツ

自分を高める人のためのTシャツ

 

P.S.:ピンクま!さんのワッペンにつつく、緑ま!さんのワッペンも完成しました。
6月の新作さんに何か使ってみようと思とります。

 

 

 

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この記事を書いた人

バスケ歴:松原第三中学校→府立松原高校→大阪薫英女子短大→日立甲府→大阪丸紅→ふれんど→大阪ガス(2016年3月退部)→

高校大阪3位と高校時代までの戦績は今ひとつながら、その後はチームメイトの活躍のお陰で大学生ではじめての全国大会を経験する。 その後所属した日本リーグ(現WJBL)、国体、全国クラブ準優勝、オールジャパン、全国実業団大会など様々な大会出場経験。

2007年にバスケットボールウェア専門ブランドGRIN★FACTORYを立ち上げ10年目を節目に法人化しGRIN FACTORY株式会社とする。 ちなみに実業団であった大阪ガスに復帰したのは36歳の時。半年ほど前に入部していた2号に出会う。※2016年学生時代のチームメイトに誘われ出場した日本スポーツマスターズ大会で2年連続全国準優勝を果たし、3度目の正直の全国優勝を狙っている。。。

コメント

コメント一覧 (4件)

  • 会見ひとつ、言葉ひとつで、こんなにも信用の振り幅が違うものなのかと思いましたね。日大の彼の真っ直ぐさと、彼を守るべきだった大人の汚さが正反対すぎて何かのドラマを観ているようでした。

    かつては彼と同じように青春の美しい汗を流していたでしょうに、いつからそんな気持ちを忘れてしまったんでしょうね。
    権力って、今まで大切にしてきたものさえ忘れさせてしまうものなんでしょうか。怖い怖い。。

    いつか、どんどん勝利至上主義になるミニバスチームを見て「子供たちにバスケを嫌いにさせたくない」って言っていたコーチがいました。

    どんなにキツくても大好きならがんばれるけど、その気持ちが切れてしまったら「辛い」しかなくなる。そんなスポーツ、悲しすぎます。

    好きで好きで夢中でボールを追っていたあの時の気持ちで、強くなっても長になっても、いつまでもいられたらいいんですけどね。
    アメフトを好きでなくなってしまった彼にも、いつかそんな気持ちをまた、思い出して欲しいなと思います。

    • めぐさん★

      確かに、ドラマのようですね。。。情けない。
      ルールを守りながら技や心を高めて勝つからこそ勝者が尊いのに、勝つためにスポーツマンシップを忘れてしまうのは本末転倒ですよね。。。

      相手を怪我させて相手の戦力ダウンさせて得た勝利なんてなんにもすごくないのに。
      多くの人が今回の件で、「勝利」について考え前提を思いだすきっかけになればせめてもの救いになるんですけどね・・・

  • 好きです。近所だったら娘を連れてしょっちゅうお邪魔してしまってるところでした(笑)
    ヘタはヘタなりに成長し、一所懸命ボールに向かうチームメイトにしっかり感化され、カッコイイバスケに憧れていたことは過去になり、マイボールにすべく必死にボールを追うようになりました。これから技術も付いていくだろうと思っています。
    娘のバスケを通していろいろもろもろ考える日々です。

    急に気温が下がりましたね。富士山は雪化粧していますよ。またブログ&ネットのお店にお邪魔します。

    • いしかわさん

      工場長です。直球の告白ありがとうございます😁
      私は、必死にボールを追う選手をものすごく「カッコイイ」と思います!!
      娘さんはきっと見た目のカッコよさ、クールさとかなんかよりももっと大事なことに気が付き始めているのでしょう!!素敵なことだと思いますし、そういう選手は本当に応援したくなります。

      富士山の雪化粧・・・にあまりいい思い出がリンクしない私ではありますが、ぜひともまたお越しくださいませ!ネット店はいつでもそばにおりますので(笑)

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