2年に一度の車検が迫っていると、妹の巨人がユーザー車検についてまた調べているようです。
※ユーザー車検:車会社に頼まず自分で車検場に行って手続きなどを行う
「また」というのは、ここ何回かユーザー車検で経費を抑え頑張っているからです。
一番最初の車検の時は、書類を出すと
「はい、じゃぁ並んどいて!」
と車検場のおじちゃんに言われて、真面目に並びました。
「なんでや!なんで自分が並んでるんや!車もってこんかい!」
と当然おじちゃんに怒られたらしい。
車検ってなんや、身体検査か?
頭のネジ締めてもらい!
って、この話、前にもしましたっけ?
えっとじゃぁ・・・違う話・・
あ、どうも!2号です。
そうそう、先日間違えて切符を買ってしまって、
参照ブログ:バスケットボールブログですがイジメにつきまして【GFMG】
「絶対使ってやる!忘れまじ!」
と誓っていたアレですが。
使いましたよ。
忘れずに。
大阪に行く機会があって、三ノ宮から大阪までの区間中使いました。
まぁ図解するとこんな感じ。
でもなぁんか降りる時の乗り越し金額が高い・・。
300円くらいで済むはずが、1000円を超えている・・。
うーん。まいっか。
とりあえず支払って改札を出てから
あ!!!
定期が切れている・・。(´◉◞౪◟◉)
自分に疲れるパターン。
私の場合はネジが見つかりません。ラテ貧乏は続く・・。
さてのさて。
やたら「新作さんの続きはまだ?そもそも続きある?」と聞いてくるので、
工場長が。(一番続きがきになってるんは工場長ちがうかな)
続きを書きます。
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第三話 初めての朝練~序章~
朝練前の朝練を言われた新作さん。
つまりエクストリーム朝練を頑張ることにした新作さん。
初日はドキドキして6:00に家を出ればいいのに
朝4:00から目が冴えてしまい結局寝不足でランニングを開始。
「っふぅー。なんかしんどい・・ドキドキしてあんまり寝れなかった・・
しかしなんで朝練前に朝練・・」
ぶつぶつと文句を言いつつも2号家に到着。
「着いたけど・・」
家の前でチャイムを鳴らすことをためらっていました。
「すごいしんどい朝練だったらどうしよう・・。
この後の朝練もあるし」
寝不足がたたったのか、弱気になる新作さん。
すると玄関のドアが開き、わんだーさんが出てきました。
新作さんの目の前をすり抜けて、用を足しに草むらへ。
そして帰ってきて、新作さんの目の前で座りました。
すると今度はガラガラっと窓が開きました。
見るとパジャマのままの2号が眠そうに新作さんを見ています。
「あ、本当に来たんや」
「え!?2号さんが言ったんじゃないですか( ;∀;)」
「そうやったそうやった。ま、覚えてたで」(遠い目)
(本当か!!??)
内心思いつつ、
「何をすればいいでしょうか」
「何したらいいと思う?」
「え!?教えてくれるんじゃないんですか!?」
「なんで新作さんが考えてないのに、私が考えなあかんねん」
本当だ・・何も考えずにここに来てしまった。。
で、でも誘ったのは2号さんじゃないか!!
悔しい気持ちが出てしまい、つい
「か、考えてきましたよ!まずはドリブ」
「まさか、ドリブル練習とか言わへんよな」
ガーン。それ今言おうとしたやつ!
「ド、ドリブル練習も、そ、そのうちにと思ってました」
ジー。
っく。あの目。。怖い。。
「あのな、新作さん。君は手っ取り早くうまくなりたい、
ドリブルがうまくなりたいと思ってると思うけど、
君が思う『うまい』ってなんや。
そんな手っ取り早く手に入る『うまい』なんて鼻息で飛んでいくし
ボールをまた蹴って終わりや。
試合に向けて練習して、試合が終わったらまた次の試合に向けて練習する。
試合はスポットのイベントじゃない。
点じゃない。練習から試合は線でつながってる。
延長線上にずっとすべてが繋がってるんやで。
それに普通にドリブルくらいできるやろ。
なんであの時出来なかったのかが問題なんやで。
極度の緊張や緊迫感。ディフェンスのプレッシャー、色々あるやろ。
あの時、パスカットしたとき、相手チームも必死にディフェンスに戻った。
ドリブルを取られそうになった。その時態勢が少し崩れた。
相手のことを気にしすぎて手元がおろそかになった。」
「はい、相手の戻りの速さにびっくりしました。」
「そんなことより」急に眠そうな2号。
へ?そんなこと?
「それよりずーーーっと前、
新作さんは何時に起きて、何を食べた?」
「へ?」
なんで急に試合以外の話?
「えっと、朝は9:00トスアップだったので8:00に納豆ご飯を食べて8:20に家を出て
8:30に体育館に着きました・・」
「寝ぐせまみれやったけど?」
なぜ知ってるんだ!!
「あ、あの日は寝坊していつもより急いで家を出ました・・」
「なんで寝坊したん?」
「3年生の最後の試合になるかと思うとドキドキして・・」
「今日も寝不足?」
う・・・
「はい・・。」
「新作さん。田臥勇太選手って知ってる?」
「も、もちろん!日本人初NBAプレーヤー!
日本バスケ界のレジェンド!
173センチ、75キロ。1980年10月5日生まれ。横浜市金沢区出身!
小学生の時バスケを初めて・・云云かんぬん」
「ちょ、うるさい」
聞いてきたのに!( ;∀;)
「田臥選手はバッシュ履くのに15分かける。
練習2時間前には体育館に入る。入念なストレッチをし本番に備える。
本番とは、試合の場合もあるし練習の場合もある。」
もちろん田臥選手大好きな新作さんだってそんなことは知っていた。
「新作さん、それは知ってるけど、自分は関係ないと思ってた?」
・・・。
「ドキドキしたり、寝不足になったり、本番うまくいかないのは運やと思ってた?
何か不幸が重なって失敗したと?」
「う、運ではないけど、し、仕方ないことはあると・・」
「じゃぁ自分に「幸運」が向くような準備は?した?」
新作さんは驚いた。
今から試合が始まるというとき、いつも頭にあるのは
「こんなことが起こったらどうしよう・で、でも練習してきたし大丈夫・・たぶん・・」
という不幸が降りかかる前提での想像でした。
自分の気持ちがフラットだった時なんてなかった。
「ルーティンっていうのは、平常心(フラット)になるためのお守りという意味もあるんやで。
幸運が自分にくるようにするためには、それを受け取れる準備をしとかなあかんねん。
華のある選手っているやろ。
あの人たちはみんな幸運を受け取れるお皿が大きいんやで。
そしてそのための「準備」をしっかりとしてる。
私が『うまい』と思える選手はそんな選手。気持ちも体もきちんと「準備」できてる選手。
そんな選手にはチームメイトも付いていきたいと思うやろ。
結果、良い影響がチームに蔓延するねん。
良いこと尽くめ。」
気づくと運動着に着替えてワンダーさんの横に立ってる2号。
ワンダーさんは伸びと見せてストレッチをしていた。
(い、いつの間に!?)
その手にはなぜか剣道の竹刀。バンブーソード。
「どうすればよいパフォーマンスが出るのか探るのも練習や。
そのことを頭において
さ、そろそろ練習しよか。
走ってきたんやからある程度体はほぐれてるやろ」
と言いながら竹刀にボクシングのグローブを付ける2号。
「そ、その亀田ジムスタイルは・・」
嫌な予感しかしなかった。
新作さんに幸運を想像できる日はくるのか?
続く・・
PS:5月新作さんでてます。
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