【GFMG】市営住宅

ちっちゃい話 その1 「3番」

とある私営駐車場の3番に停めると「清算ボタン」を押しても清算させてくれません。

まぁまぁな頻度で。

クレームではありません。

だって既にロック板が下がっています。

・・・

3番と4番が空いていたら、どうしても3番に停めてしまう

どうも、2号です。

でも払う時もあるんですよ?

払う気持ちはあるんです。

でも3番に停めたくなるんです。

足長おじさんが居るとしか考えられません。

 

 

ちっちゃい話 その2 「Ipadmini続編」

Ipadmini どうしても諦めきれず、再再度違うサイトで買い取り査定をしました。

2回目の買い取り業者さんは返送料金無料。前回返送にかかった3000円を考えると良心的な
とても良い会社さんだったと思いますが、買い取り価格が低すぎた。。

今回3回目のチャレンジ。

すると13,000円になりました。

SIMカード抜き忘れで-300

振込手数料で-300

いつもは気にならない600円が気になってしまう小市民。

でもなんとか最初の買い取り1万円に近づけてほっとしています。

・・・

 

なんやねん振込手数料て!!

 

さ、
買取ボタン  ポチ

 

ちっちゃい話 その3 「小さいゲーム」

通っているジムに苦手な人がいます。

喋ったことはほとんどなく、挨拶する程度です。

でも、その挨拶が問題なのです。

挨拶って目と目があってから「あ、こんにちは」とか会釈とかあると思いますが、

その人は目が合ってない段階で急に

「こんにちは!!!!」

と大声で、しかも至近距離で挨拶をします。

こっちが油断というか、その人の存在に気付いていない段階でされるものですから
上手く声が出なかったりします。

人間驚くと、「なんやねん!」と少し腹が立つと思うのですが、

それに似ている精神状態になります。

 

で、自分の中でミニゲームをすることにしました。

「挨拶もされないようなオーラでトレーニングする」

もともと怒ったような顔つきが功を奏して、挨拶しようにも集中力MAX(何に)で
トレーニングする私に声はかけられません。
(工場長はすぐ挨拶をされるタイプ笑)

そのうち目が合っても挨拶をするまでのモチベーションをあげさせません。

これは睨みきかせながらトレーニングをするという蛇トレという技です。

その人が帰ると、心の中で

「Mission complete(ミッションコンプリート=任務終了)」と呟くという、人間ミクロMAXのゲーム。

しかし!昨日ついに挨拶を許してしまいました。。

しかも、私に挨拶をしたすぐ後間髪入れずに隣にいた工場長にも挨拶をするという

王手飛車取りの凄技を決められてしまいました。

すると

工場長「あーあ、Mission completeできんかったやん」

・・・

工場長も

(ちっさいゲーム)やっとったんかーい!

ちっさいGRIN★FACTORY 総勢2名。

 

探偵ナイトスクープばりに、小ネタを集めてみました。

 

 

なぜなら今から暗い話題を書くからです。。

 

 

 

 本編:市営住宅

自宅の近くは市営の古い一戸建てが軒を連ねていました。

見た目はだいぶ汚く(中は広くて、家によっては綺麗です)景観的には

初めて見る人はびっくりするくらいです。

私も戦後のような風景に最初はびっくりしました。

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そこが火事になったり、問題の多い人が住んでいたり(893とか)、空き家もだいぶ増えて

取り壊して再開発を行うことになりました。

 

それを見ていて思いだしたことがあります。

 

小学校の時は、友人何名かもそこに住んでいて、個人的にはなんか隠れ家的な一帯にワクワクして、

なんか見た目が木造なのでピーターパンの家が木から落ちて地面に沢山あるような

そんなイメージだったのですが、住んでいた友人は家には上げてくれませんでした。

 

今はわかりますが、、その子は嫌だったんだなと思います。

 

その友人は母子家庭ということもあってそこに住んでいたようでした。

 

でもそこに住む友人の中には両親がちゃんといらっしゃるところもあって

今となっては、煌びやかなブランド物に身を包み、派手なお化粧をしたその子の母親が

そこの雰囲気とかだいぶかけ離れていた気がします。

 

その友人2人とも、引っ越したのですが、引っ越した先は綺麗な新築1戸建てで

その時は、なーーんにも思ってなくて「いいなぁ一戸建て!」とその子と一緒に喜んでいたのですが

今思えば、それならもっと早くそこから引っ越せたのでは?と思ったりもします。

 

「みんなちゃんと、うまくやってるのね」

 

と母親は思えばどう捉えたらよいか分からない感想を漏らしていました。

 

母子家庭のその友人 ゆうちゃん はちょっと引っ込み思案な、でもとても気が強い女の子でした。

からかわれたりすると下を向いてぐぅ・・と涙を浮かべ顔を真っ赤にして睨んでいる。

何も言わないけど、その状態の時はそばによると殴ってくるような狂気もありました。

でも、ちゃんと見てるんです。

 

ほんとに嫌味をもってからかわれているのか、親しい気持ちをもって遊んでいるのかは。

 

何かを始めるときは誰かと一緒でないとダメなタイプで、

勝手になんでも一人で突き進んでしまう、私とは真反対な性格でした。

 

だから私にイライラすることあったでしょうし、逆に何も考えず疑わない私を利用していたことも
無意識にあったと思います。(今思えば)

 

その子が、今となってはきっかけは忘れてしまいましたがミニバスをしたいと言い出し

一緒にバスケットをすることになりました。

 

その時既に6年生?か5年生の終わりくらいだっと思います。

 

ミニバスの子たちは小さい時からボールに触っているので、
体は大きくても初めは誰より下手くそです。

 

でもゆうちゃんは走るのもそこそこ早く、運動神経も悪い方ではなかったので
すぐできるようになってきました。

 

ゆうちゃんとは家が近く、こども会や登校班(引っ越してきて初めて”登校班”というのを知りました)

が一緒だったのでたまに遊んだりしていました。

 

でも学校ではクラスも違うので、特に仲が良かったというワケではありませんでした。

 

ミニバスのチームメイトの中に一人、学校でゆうちゃんと同じクラスの子がいました。

 

Mちゃんです。

 

なんとなくやっかいな感じーと思っていましたが、そのMちゃんははいじめっこでした

 

私はこんな性格なので、いじめられるどころか、何とか仲間に入れようとされていた(今になって思えば)のですが

そんなことお構いなしなので、その子からすると

 

「やっかいだけど、変なことをしなければ、カウンターくらうこともない。
 味方につけとけば大丈夫」

といった、ちょっとした特別扱いを受けていました。

 

その子が、どうやらクラスでは番長でやりたい放題していたようです。

 

そしてどうやらMちゃんはクラスでも度々ゆうちゃんに意地悪をしていたようでした。

 

ゆうちゃんにも友人がいて、Mちゃんに意地悪されても仲良しがいたので乗り越えてきていたようですが、

ミニバスにその仲良しさんはいません。

 

鈍感な私はゆうちゃんに「やーいボス!」とかからかっているMちゃんを見ても

遊んでいるものだとばかり思っていました。

 

でもMちゃんは下級生も連れだってそれを言い続けていました。

 

 

ゆうちゃんの顔が歪んでいました。

 

 

そのノリがいまいち分からなかった私は普通に

「ゆうちゃんってボスなん?」

と聞いてしまいました。

 

今思えば、最後に入って頑張っている人に

最初から居るメンバーが寄ってたかってからかうのは、受けてからすると

「イジメられてる」ということだったのだと思います。

 

その時、自分がどんな行動をとっていたのかさせ思いだせませんが、

加担もせず、気にもせず、「何がそんなに面白いんやろ」と何もしなかったように思います。

 

いや、からかいに軽くのったよう気もしますし、軽く止めたような気もします。

 

 

ゆうちゃんはもう、ミニバスに行きたくないと言い出しました。

 

 

親たちに「ゆうちゃんいじめられての?」

と聞かれても「え?わからん。そうなん?遊んでるだけのように見えたけど、ゆうちゃんは嫌やったんかも」

としか答えられませんでした。

 

ゆうちゃんのおばちゃんにも「ゆうちゃんを助けてあげてね」

とか言われた気がしますが、いったい何から助ければいいのか良くわかりませんでした。

 

そんな風に人に嫌な思いをさせることがMちゃんは長けていたということです。

 

それは彼女が大人の顔色を伺うことに慣れていて

精神が私たちより大人でちょっとからかうという子どもの純粋な気持ちを掌握する

ということに長けていたのです。

 

責められそうになると子どものふり。泣きます。

子どもたちの中では大人のようにふるまいます。力でねじ伏せます。

 

知らずに加担させられている子も多くいました。

 

ただ素直に「楽しい!」

 

という気持ちを操るのが上手かったのです。

それでもやっぱり子どもで、構ってほしくて堪らなかったのだと振り返ると思うところもあります。

 

ゆうちゃんはミニバスを辞めてしまいました。

 

 

 

6年生の冬、子ども会でクリスマス会をしました。

ゆうちゃんもいます。

誰かが前で出し物をしたらどうか、という流れになりました。

こどもたち数人と親という小規模なクリスマス会なので、出し物というほど大げさなものではありませんが。


ゆうちゃん
他2人

というのが当時の6年生でした。

 

2号ちゃんやってよーと誰かが言いました。

えー嫌やわー

というやり取りを4人でやっていて

私が「そんなん言うんやったりゆうちゃんやってやー」と言うと、ゆうちゃんも「嫌やー」と言って笑いあっていると急に

ゆうちゃんのおばちゃんが私に向って

 

「言う側がどうも思ってなくても、言われた方が嫌だと思ったらいじめになるよ」

 

と笑って言ってきました。

 

その時何も思わなかったのに、いつまで経ってもなぜかそのおばちゃんの歪んだ笑顔を

その言葉を離れることができませんでした。

 

当時の私の中の何かが心に引っ掛かったのだと思います。

 

それを数年前に思いだした時、ようやく、何で私がその言葉とその顔が忘れられないのか気づいた気がしました。

 

ゆうちゃんは私にいじめられたとおばちゃんは思ったのです。

 

いや、正確に言うと「気づかなかった、助けてくれなかった」ということです。

 

きっとおばちゃんは、そんな私に一矢報いたかったのです。

 

こどもの敵を取りたかったのです。

 

でも大人が子どもを責めることはダメだと自制していたのです。

 

そして、Mちゃんには抗議できなかった自分を悔いていたのです。

 

ゆうちゃんの家庭事情なんて、子ども私からたちしたら何にも問題ではなくて

常にみんな対等でした。当たり前ですが。

 

でも、ゆうちゃんやゆうちゃんのおばちゃんは、自分たちを少し下げていたのだと思います。

私が言う言葉に、Mちゃんが言う言葉に、みんなが言う言葉に敏感に反応していたのです。

 

Mちゃんはそんな相手の心理を読んで、ゆうちゃんを狙ってからかっていたのです。

 

私は、その市営住宅を見ると、あの時のおばちゃんの顔が、セリフが出てきます。

そしてそんなおばちゃんのような大人には私はなりたくないと思います。

だっておばちゃんがしたことは、強いMちゃんには何も言わず、

言っても大丈夫そうな私を選んだということだと思うからです。

 

そんな大人の姿をMちゃんは見ていたのだと思うからです。

 

イジメの発症はそんな、どうしようもない気持ちのやり場を弱いものに向けるという
大人の行動が発端だと思うからです。

 

私は、その市営住宅を見ると、あの時のおばちゃんの顔が、セリフが出てきます。

そして、ゆうちゃんのおばちゃんを責めたくもなりますし、自分を責めたくなりますし、

ゆうちゃんを責めたくなりますし、そして

 

 

やっぱりゆうちゃんに謝りたくなります。

 

 

今は、あの時のことを吹き飛ばすくらい、幸せになっていてくれていたらいいなと思います。

 

Mちゃんに何も言えなかったのは、おばちゃんだけじゃない。

 

市営住宅を見ていると少し、切なくなります。

 

Mちゃんも複雑な家庭事情だったことを後から聞きましたから。

 

やっぱり、幸せになっていてくれていたらいいなと思います。

 

市営住宅を見ていると。。

 

 

 

PS:姪っ子と遊んでいる姿を写真に撮らせてくれと言われました。

  影でとてもいいかんじです。
  
  アマチュアカメラマンさん、ありがとうございました。

   IMG_1951

PS:今日まででーす。

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【GFMGは、バスケットボールブログです。】
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ぜひ、ひと味違うバスケウェアブランドGRIN★FACTORYのブログ、お楽しみ下さい。

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この記事を書いた人

バスケ歴:松陽ミニバス→中学は陸上部→甲子園学院高校→園田女子大→大阪ガス(2016年3月退部)

小5で始めたミニバスで将来を嘱望されたが、地元中学にバスケ部がなかった。周りからは越境も勧められたが陸上部に入り、全中出場を果たす。 その後兵庫県でNO,1だった甲子園学院に中学未経験ながら堂々入部。 入学時はバッシュもなく底を綺麗に拭いた運動靴で練習をし見かねて顧問の先生からもらうなど、様々なエピソードの持ち主。「涙は分泌物」と言い放ち、心が鉄のように動かないため、鉄子とも言われている。

大学卒業後は一般企業に勤め、数年プレーしない日常を楽しんでいたが、会社の飲み会にてたまたま大阪ガスの試合に誘われ流れのまま入部。 工場長と出会う。チームでは常に30点は得点あげていた絶対的エース。

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