私の目から見ても、明らかに弟の晃太郎に嫉妬をしている姪。
物言わぬ子の方がやりやすいのは当たり前で、
「晃太郎かわいいね~」と言って抱き上げる自分の母親(妹)を
ジーと見つめる姪。
でも進撃の巨人(妹:170㎝)が姪に
「カカ(お母さん)、晃太郎食べちゃおうかな~」
というと泣き叫び
「食べたあかん!晃太郎はメイの大事の弟から!めいのから!
赤ちゃんから食べただめ~!!」
と大声と暴力によって弟を守る姿はさすが姉という感じです。
ただ、ジュラシックパークを見て
泣きながら「おっきいワンワン怖いね」と言って晃太郎の手を
ギュッと握る姿は、いざという時は守ってもらおうと
思ってるな、こやつ、
なかなかやりよる。
とほくそ笑む叔母が近くにいることには気づいては、いまい。。
ふっふっふ。
誰やねん。
どうも、2号です。
世の皆様はお盆休みですか??
まだまだまだまだまだまだまだ
暑いので体調にはくれぐれもお気を付けくださいませ。
夏と言えば、合宿。。
このイメージ。
夏にどこまで頑張るかによって、冬での伸びが全然違うとよく言われます。
なんでこんな暑い時にやらなあかんねん。
とか思っている人。いませんか。
夏は夏休みが学生にはあって、指導者からすると今まで練習できなかった
ことに集中して時間がさける良い時期なのです。
遠征も行き易いし、一番濃縮した練習が行える季節なのです。
なので、諦めて頑張りましょう笑
ただ、私中学校の時は夏合宿とかしたことないんです。
陸上部だったからなのですが。
夏休み中は午前の涼しい時間から始めて、お昼までには終わって家でお昼ご飯を
食べて、すぐプールに遊びに行っていました。
でも、何かこのままでは全国大会とか行けないんちゃうかな・・
と漠然と思っていました。
地区大会では知らぬ間に(言い方悪いですが、本当に何でも無難にこなすタイプなんです)
1位とかなんですが、何と言っても私の競技は三種競技(A)なんです。
高跳び
100M
砲丸投げ
の3種の競技を終えての得点を合算させて勝敗がつきます。
高跳びで1位にならなくても、100Mが3着でも、砲丸投げで5位でも
全部を伸べて得点化すると1位になってしまったりします。
だからなんだかボンヤリしてたんです。
目標はあったけど、陸上で一番結果が見えにくい競技をしていました。
でも一緒に砲丸を練習している後輩が、気づいたら一生懸命後ろを付いてきて
くれていることに気づきました。
後輩は男子で1つ下。
陸上は男女一緒に練習します。
身長は大きくありませんが、がっちりした体格。。
いや、良く言いすぎました。。
ちょっとぶーちゃんな子でした。笑
なので、愛情を込めて「ハム」と呼んでいました。
(本名は石井君。笑)
そのハムがやたら砲丸フォームの確認を求めてきたり、投げた砲丸集めを
積極的に効率よく、どれだけ多く投げられるかを提案してきたり、、
熱くるしいやつでした笑
でもその子と練習すると楽しいんです。
やたら慕ってくるので、負ける姿を見せるわけにはいかないしという意識からか
あまり地区大会で負けなくなりました。
ハムの結果は中学1年生ながら先輩たちに喰らいついて頑張っていました。
そんな姿を見て、先生が運動場にお手製の砲丸投げ練習場を作ろうと
言ってくれました。
運動場の端っこの草ボーボーのところを、草むしりをして、石を拾い、
土をならし、円形の投げ場所を作り、5Mごとにラインを引きました。
ハムは自分の場所ができて嬉しそうでした。
今まで以上に練習に精を出すようになっていました。
陸上部は毎週日曜日は練習がありませんでした。先生の家族サービスのためです。笑
砲丸は重たい鉄の塊なので頭に当たったりしたら危ないので
先生がいないと練習してはいけないことになっていました。
ハムと私は話し合いました。
せっかく作ってもらった砲丸場、日曜日を使ってキレイにしよう。
休みの日の朝から、体操服で校門に集合。
軍手ゴミと袋と持参し、いざ開始。
もう一度石を拾いなおし、小さい石はハムに投げて遊んで(良い子はやってはいけません)
草むしりをして、白線を引き直し、キレイにし直しました。
夏前にも関わらず汗だく。。
その姿を見ていた野球部の顧問(私の数学の先生)。
野球部と陸上部は、、というか先生同士は「犬猿の仲」でした。
苗字が同じ「藤原」ということも影響しているように思いましたが、、
運動場の使う範囲でいがみ合っていました。
でも私たちの姿を見て、少し見直してくれたのか、
数学の授業の当たりが優しくなりました笑
そして、なぜ陸上部が結果が出て、野球部は結果が出ないのかも何となく感じたようで、
野球部も石拾いから練習を始めるようになりました。
で、私の結果はというと、
全国大会へ通じる地区大会。
その砲丸投げで10M30㎝を投げれば全国大会への参加標準記録を突破できるというとこまで
来ていました。
ハムと先生が見守るなかの、第一投。
なんと
11M23㎝
約1Mほど遠くに投げ、自己新記録で参加標準記録を突破することができました。
ハムと私は手を取り合って喜びました。
陸上は本番は完全に一人で臨みますが、後ろには応援してくれる人が
沢山いる競技でもあります。
(マラソンは沿道の声援に突き動かされるそうです(^^))
その練習は過酷で、全て自分の責任で自分の精神状態のみが
競技に影響します。
言い訳のできないシビアな世界です。
でも一緒に練習してきた仲間がバスケットボールと同じようにいます。
ハムのように、頑張る後輩が近くにいてくれたらから私も純粋に競技の
技術向上のために練習できたし、それまで一人で頑張っているだけと
思っていたようなことも、「そんなことないなぁ、みんなのお陰やなー」と思えるようになりました。
そんなハムは現在教職に就いています。
中学校の先生です。
そして陸上部の副顧問をしています。
主顧問は、そう、藤原先生です。
「中学校の時の恩師の元でまた陸上に携わることになるとは思いませんでした」
偶然会った彼は言っていました。
偶然会った場所が、山道で、私は自主ランニング中で汗びっしょり。
(山道についてはこちらを参照:https://grinfactory.heteml.net/gfmg/?p=3099)
ハムは自転車でその道を抜けようと思ったが傾斜が厳しくて断念。
自転車を押して汗だくで歩いているところでした。
「ここも良く走らされたね」
と山道を見ながら話をしていました。
「ハム、こんな坂登られへんくらいやから、いつまで経っても
ハムやねん」
「2号さん、いつまで走ってるんですか。何してんすか」
「なんやねんハムのくせに」
「なんですか2号さんのくせに」
ハムはハムらしく今も全力で頑張っていることが
日焼けで剥けた鼻の頭が語っていました。
【GFMGは、バスケットボールブログです。】
GRIN★FACTORY工場長&2号が、現役選手としてこうありたいという想いを 日々綴るバスケブログです。
ミニバス選手や中高バスケ選手とその保護者さんにもコメントやメールを沢山頂き、
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コメント
コメント一覧 (2件)
夏でどんだけ頑張った成果がみえてくるのは秋なんだ!と娘のミニバスの監督は毎年のように子供たちに言ってます。確かにそうなんですよね。春先の大会に勝てた相手だからと油断したら大変なことになること気づいくれてるんだか・・・!夏休みのお昼3時間、自分の仕事の手をとめて(監督は自営なんです)頑張ってくれてるのに応えてほしいものです。
たけちゃんさん
夏の頑張りは、本当に後から身に染みてわかってくるものですよね(^^)/
監督さん、3時間工面するためにきっと他で時間を作って仕事されているのでしょうね。。
頭下がります。
それを気にして頑張れ!とは言わないですが、教えてもらったことを大切に
一生懸命取り組んでくれればと思いますね(*^_^*)