【GFMG】理由

昨日、森三中の大島さんが無事出産をしましたね。

親方!

親方!

 

同日、私の妹も無事出産をしました。

高校時代、「大島さん」とあだ名を付けられていた妹は
どうも他人事では無いようで

「ニュースで見て嬉しくなった」そうです。

お二人ともおめでとう!

どうも、2号です。

3300以上あってもちっこいな

3300以上あってもちっこいな

 

ちなみにどちらの大島さんも
出産した子どもの重さは3300グラムオーバー。

私のころはそんなの当たり前くらいだったような気がしますが、
最近は2700グラムくらいで出産に負担がかからないように
するらしいですね。

大きいお母さんからは大きい子どもが生まれてくるようです。
(妹は170㎝くらい)

友人のフェイスブックを見ていると、子どもの事を沢山載せているお母さんたちが大勢いるのですが、
一緒に映る父親(旦那さん)の顔が、子ども以上に成長しているように感じて

 

お母さんはお腹に子どもができた瞬間お母さんで、
お父さんは子どもと一緒に成長してどんどん「お父さん」になるのだなと思うこのごろです。

 

そういえば、先日工場長が「頑張らない理由を子どものせいにするのはずるい」と
言っていましたが、確かにそうだなーと思います。

でも子どもを育てる大変さを知らない私は何にも言えないかも。。とも思います。。

そして頑張れる環境がある私は、頑張らない理由よりも

勝てない理由を潰していきたいと思っています。

 

そんな、甥っ子が生まれたその日(つまり昨日)、読んだ新聞の内容は

生まれるという生とは真逆のこと。

勝つを追求しすぎた結果、起こった悲劇が書かれていました。

それは第二次世界大戦の沖縄戦の話でした。

戦後70年。

戦後。。しかし。。
未だに世界中で戦争は無くなっていません。

戦後ではなく、戦中の国もあります。

戦争を知らない私は、新聞や資料館でしかそれを感じ取ることしかできません。

戦争を始める理由はどこにでもあるような気がします。

では理由があれば戦争をしてもいいのでしょうか??

理由があれば人を殺してもいいのでしょうか。

それは一方からは大義でも、一方的な理由ではないでしょうか。

新聞に載っていた記事には

「あんな凄惨なことを目の当たりにしたのに、それでも戦争が無くならない事実に驚く。」

防空壕の中、赤ちゃんが泣きだしました。

日本兵の一人が、その母親に目配せをしました。

すると黙って母親はうつむき加減に頷き、我が子の声が漏れないように口に手を当てました。

鳴き声がやみました。

そして、その赤ちゃんは動かなくなりました。ずっと、動かなくなりました。

そんな事実があるのに、目の当たりにしてきたのに、それでも戦争は無くならない。

妹の出産写真を見ました。

大きな声で泣いてるだろうことは赤ん坊の顔を見るだけでわかります。

必死で息をして、必死で生きようとしています。

体中、血をまとって、「今出て来たよ!」と必死に叫んでいます。

 

 

その血とは正反対の血が、今も世界中に流れています。

 

 

外交とか、制裁とか、色々理由はあるのだと思います。

 

 

言って聞かない子は母親にたたかれます。

それは子どもと母親の間に「愛情」「絆」があるから成り立ちます。

「イライラした母親はもの分かりの悪い息子の手を引っ張って
もう何個も持ってるでしょ!?と おもちゃ屋の前で声を上げている
欲しがっているのはおもちゃじゃなく愛情で
拒んでるのも「我慢」を教えるための愛情で
人目も気にせず泣いて怒って その親子は愛し合っているんだ」
(横断歩道を渡る人たち Mr.Children)

 

では武器を持って戦い合う間に愛情や絆はあるのでしょうか。

 

何か解決できることがあるのでしょうか。

母親に怒られて良かったと思うことはあっても、

戦争で銃を打って良かった、なんて思える日はくるのでしょうか。

 

そこにあるのは「憎しみ」だけです。

 

 

何も持たずに生まれてきたのに、他人の命を奪うために武器を手にします。

そんなことがあっていいのでしょうか。

 

大きな泣き声をあげて生まれてきたのに、口を押えられて息ができなくなるような

そんなことがあっていいのでしょうか。

 

戦時中でも戦後すぐでも無い時代に生まれた私ですが、

戦争について何も考えないのは罪のような気がします。

 

身近に生があったことで、逆にこの新聞の記事が心に残りました。

 

 

私が言ってることは所詮「綺麗ごと」なのでしょうか。

 

どう思いますか?

 

 

【GFMGは、バスケットボールブログです。】
GRIN★FACTORY工場長&2号が、現役選手としてこうありたいという想いを 日々綴るバスケブログです。 
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この記事を書いた人

バスケ歴:松陽ミニバス→中学は陸上部→甲子園学院高校→園田女子大→大阪ガス(2016年3月退部)

小5で始めたミニバスで将来を嘱望されたが、地元中学にバスケ部がなかった。周りからは越境も勧められたが陸上部に入り、全中出場を果たす。 その後兵庫県でNO,1だった甲子園学院に中学未経験ながら堂々入部。 入学時はバッシュもなく底を綺麗に拭いた運動靴で練習をし見かねて顧問の先生からもらうなど、様々なエピソードの持ち主。「涙は分泌物」と言い放ち、心が鉄のように動かないため、鉄子とも言われている。

大学卒業後は一般企業に勤め、数年プレーしない日常を楽しんでいたが、会社の飲み会にてたまたま大阪ガスの試合に誘われ流れのまま入部。 工場長と出会う。チームでは常に30点は得点あげていた絶対的エース。

コメント

コメント一覧 (8件)

  • 生と死…
    先週、ダンナの会社の後輩が亡くなり、今日お通夜です。
    そんな反面、来月、あたしのおばあちゃんが100歳を迎えるためお祝いに行きます。

    戦争とか、大きな事ではないですが、両方を目の当たりにするといろいろ考えさせられますね…

    • ひらのさん
      旦那さんの後輩さんってことはまだお若いですよね。。
      人の寿命は誰にもわからないですけど、
      ひらのさんのおばあちゃんが1日でも長くお元気で過ごされますように>^_^< きっと戦争の思い出も沢山お持ちかと思うので、 聞いてみるのも良いかもしれませんね★

  • 妹さん、ご出産おめでとうございます!

    すごい偶然ですね〜!

    ミスチルの歌詞がぐっときますね。
    うちの子も、愛情足りてない?!

    憎しみの溢れる戦争は、2度と繰り返してはいけませんね。

    バスケに没頭できるのも、平和な今があるからこそ。ありがたい。

    • KAYOさん
      ありがとうございます★妹に伝えます!(*^_^*)
      ホント、W大島は偶然にも出産も一緒でした笑

      ミスチルの歌詞にはいつも感動させられています。

      本当に仰る通りで、今の平和が、昔の戦争の上に成り立っていること
      悲しいけれど事実だと思いますので、一生懸命生きなあかんな!って思います!

  • 妹さん、ご出産おめでとうございます!
    大島さんとダブルでおめでたいっ☆
    まずはミニバス選手にすべく、これから子守唄代わりに耳元で「ボール!ボール!ボール!」と囁いてあげんばですね(^ー^)

    今日まさに娘の学校では平和学習の一環で被爆者の方のお話を聞く集会がありました(こちら長崎市在住)

    私も子供に混ざってお話を聞いていましたが、被爆当時小3だったという方のお話の内容はすごくは重たく、その方の体験談はもちろん、当たり前の事をできないのが当たり前の毎日の中で子育てをしていたお母さん達の苦しみや悩み、親子バラバラになる悲しみ等を自分達に重ねて考えるとたまらない気持ちでした。

    自分が子供の時に聞いていたのとまた違う、母親目線で聞く体験談は本当に重かった。
    でもこれを引き継いでいかないといけないよなぁ、と長崎のお母さんとして任務めいたものを感じもしました。

    毎日バスケをしたり、友達と遊んだり、愛のある親子喧嘩したり、…そんな毎日を過ごせる事、当たり前の毎日がいかに幸せかを、今晩は親子で話したいなと思います

    子供達みんなが笑える世界を、身近なところから守って&作っていきたいですね

    • あゆともさん
      「あげんば」で九州の方だろうなぁと思っていましたら
      長崎でしたか!(*^_^*)

      甥っ子・・どんなスポーツをするようになるでしょうかねー。どんくさそう。。笑
      姪っ子はバスケットボール楽しいらしいです。
      最近はドリブルの練習してます(若干2歳。笑)

      長崎や広島の方たちは、戦争に対して、私たちより深く考える機会が多いかと思います。
      「任務」という2文字からもそう感じました。

      母親、父親という立場で話を聞くとまた違う「責任感」や「重さ」を感じられることと思います。。

      家庭内での(愛のある親子喧嘩も含め)やり取り、地域での安全や繋がりを大切にすること、
      「他人を大事にする」教育が戦争を無くすための最初の意識かもしれませんね。

  • 妹さんのご出産おめでとうございます。そして、遅ればせながら準優勝おめでとうございます。

    私は未見なのですが、先日、TVのドキュメンタリーで元ジャイアンツの澤村栄治さん(プロ野球最優秀投手に送られる沢村賞の名前の元になった戦前の大投手。3度目の徴兵で戦死)の戦争体験について報じていたそうです。それを見ていたうちの奥さんが「初めて知ったわ。2度の徴兵で戦地で手榴弾投げさせられて肩を壊しちゃって、引退せざるを得なかったんですって。もっと野球したかったでしょうに、気の毒…」彼女の父方のおじいさんは戦争で東南アジア戦線から餓死ギリギリで生還したこともあり、感慨深かったようです。

    平和だからこそスポーツができる。
    韓国では徴兵制があるため、人気の韓流スターが徴兵されたとか、ズルして徴兵をのがれようとしたとかのニュースが時折入ってきます。
    アメリカでは徴兵制はないものの、格差社会で学費や奨学金を得るためにやむなく軍に入り、イラク戦争など前線に送られ戦死した若者が大勢いると聞いています。その中には、もし機会が均等にあれば、NBAを目指してバスケを続けていた人もいるかもしれません。

    スポーツの心得のある人は、体力や規律の面で戦争指揮者からは都合良く思われていることでしょう。澤村栄治さんの事のような悲劇が二度と起こらない世の中にしなければと、高校1年男子の親として思っています。

    そんな事を思いながら、先ほど息子の寝顔を観に行くと、布団を蹴っ飛ばし、両手は45度下におろし、片足は伸ばし、片足は曲げて、TIMゴルゴさんの「命」かよ!って寝相で寝ていました。まったく上手にネタをふってくれる息子です。うん、絶対戦争する国にはさせへんで。

    • By 深夜の応援親(長くてすみません)さん

      返信が大変おそくなり申し訳ありません。。
      そしてブルーレイ、重ね重ねありがとうございます!

      >平和だからこそスポーツができる。
      ほんと、そうです。

      スポーツ選手は体を鍛えているだけに、最前線にいかされたり、澤村さんのように
      手榴弾投げさせられたり、、ほんと残酷な日を経て今があることは忘れてはいけませんね。

      息子さんの「命」はこのブログへのコメントだったのだと思うことにします笑

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