【GFMG】誰に何を決めてもらう?

「明日はめちゃくちゃ寒いよ!」とラジオのウェザーニュースでこれでもか!ってほど言っていたので

 

まぁまぁ暖かいコートを着て来たら、事務所に着くころには

 

顔火照るくらい暑くて、若干汗をかいていた

 

どうも、2号です。

 

 

現在バスケノートが好評につき売り切れ御免状態なのですが、

「バスケノートがほしいのですが、新たに入荷の予定はありますか?」

とのお問合せがありました。

念のためとっておいた1冊があったので、1冊であれば
お送りできますと回答すると、

 

「バスケノート是非購入したいと思います。

小5のミニバスをやっている娘のために購入したいと思います。
その日に注意を受けたことや、ほめられたことなど何か書き留めておくように娘には
話しているのですが、なかなか続かなくて困っていたところでした。
専用のノートがあれば気持ちも切り替わるのではないかと思い、藁にもすがる思いです。」

とのことでした。

親御さんの熱心さが伝わってきます。

このような相談内容はよく出てくるのですが、
親と子どもとの精神的なギャップってあるなぁと。都度思います。

どこまで自主性に任せるか、どこから口出しすればいいのか。。

親と子だけでなく、指導者も悩むところですよね。

ミニバスのインタビューをした際にも

「どこにやる気スイッチがあるのか。。親の私にもわかりません(苦笑)。

 足の裏にあるんちゃうかって思う時もありますし、一瞬ONになって『お!?!!』と
 
 思うこともあるんですけど、次の瞬間そのスイッチが見えなくなって、元通りの
 
 ONかOFFか分からない状態になります(笑)」
 
 
と言っていた親御さんもいらっしゃいました。

 

逆を返せば、だから奇跡のような活躍を期待しちゃうし、だから活躍できない理由でもあるし、、

手のかかる子ほどカワイイっていうのは可能性が良くも悪くも未知数だからなんだろうなぁと

思います。

 

「やればできるのに!」

そうなんです。やればできるんですよ。。

誰でも。
(ある程度までは。)

 

でもやらないんです。

やれるのが実力なんです。

やり続けられるのが実力なんです。。

「やれなかった やらなかった どっちかな」

(先日東京に行った時、東京駅近くで相田みつをさんの個展が催されていたっけ。。)

 

その人に合った指導方法、教育方法をバチっと当てはまるものを与えてあげられれば良いのかも知れませんが

そんなの何が良いかなんてわかりませんよね。。

そんな時私はこうしています。

私のやり方に巻き込む。

 

 

 

やりたいことが無い人は意見を特に持っていません。

と私は思っています。

人が一生懸命やって失敗するのを見てから言う意見は意見でも何でもなく

ただの「後付け・言い訳」です。

そんなもんいらんねん。

 

私は私が決めたことを、信じたこと、考えたことを基にみんなを巻き込みます。

または個人で行動します。

または個人でも行動します。

もしかしてこの子は言いにくいんじゃないかとか、
言えないだけなんじゃないか?って思いやってあげてもいいとは思いますが、

それ全員分考えてあげられるほど、私はできた人間ではありません笑

だから自分のやりたいようにします。

(他の意見を取り入れないってわけじゃなくて、意見無いならやりたいように
やらせてもらうねってことです)

 

言いたいこと言えずに爆発するなら爆発してくれたらいいよ。って思ってます。

その方が分かりやすいですから。

自分で自分の事わからない時だってあるのに、何にも言わずに誰かに何かを分かってもらおうだなんて

おこがましいです。

ただのワガママ。

人の事を思いやるのは大切なことです。

でも、だからと言って自分の意見を殺してしまうのは違います。

「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ。」
(「サラバ!」著者:西加奈子)

自分のことは自分にしかわからないのです。

 

自分のことは自分にしか変えられないのです。

親が、先生が、コーチが変えてくれるワケではないのです。

 

きっかけを与えてもらったとしても、ね。

 

 

私には「自分を変えたい」って大学時代からずーーーっと言い続けている友人がいます。

その友人は
大学時代はソフトボール部に入りたかったけれど、入る勇気が無いと言い続け

結局4年間終わってしまいました。

(うちの大学のソフトボール部はインカレ優勝するような強豪でした)

そして、社会人になってもソフトボールがしたいと言い続けていました。

これは、やった後悔より、やらなかった後悔がずっと続いていた状態ですね。

で、社会人になって念願のソフトボール部(クラブチームのようなもの)に入部しましたが、

イメージと違うと言って辞めてしまいました。

でもそれ以降ソフトボールをやりたいと言うことは無くなりました。

きっと大学時代やっていたら結果は変わっていたかも知れませんが、

同じようにすぐ辞めてしまっていたかもしれません。

でもきっとその事について4年も5年も悩むことは無かったでしょう。

彼女は「もったいない時間の使い方をした」と言っていました。

行動しなかったことで悩むということに時間をたくさん費やしたのです。

やってしまえば一瞬だったのに」と。

悩んだ時間も彼女の宝だと私は思っていますが、でもやっぱりやっておけば良かった!

というタイミングは逃している気もします。

彼女は今でも自分を変えたいと言う気持ちを持ち続け、ゆっくりではありますが
行動に移すようになってきています。

私は自分のやりたいことに対しての行動力は人よりあると思います。(そうみんなに言われるので合ってるはず)

そんな私が近くにいても彼女は自分をなかなか「行動」に移せませんでした。
(私に影響力が無いとも言えますが笑)

でもそれで良いと思うのです。

要は自分から自分の意志で行動すること、考えるとこが大事なのですから。

 

誰に何を決めてもらう?

いいえ、
自分のことを他人に決めさせてはいけません。

後悔し続けますよ。

 

「バスケノートを購入する」というきっかけを親が作ってくれたとして、それを
自分の意志で書き続けられるようになれば、きっと子どもさんは何かが変わるでしょう。

そこに期待して購入いただいた商品が、その期待を超えるきっかけになればいいなぁと思います。

あ、ノート売り切れてますけどね笑

(すみません、ありがとうございます笑)

 

 

PS:・・・・・ふへへへへ。

 

 

 

 

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この記事を書いた人

バスケ歴:松陽ミニバス→中学は陸上部→甲子園学院高校→園田女子大→大阪ガス(2016年3月退部)

小5で始めたミニバスで将来を嘱望されたが、地元中学にバスケ部がなかった。周りからは越境も勧められたが陸上部に入り、全中出場を果たす。 その後兵庫県でNO,1だった甲子園学院に中学未経験ながら堂々入部。 入学時はバッシュもなく底を綺麗に拭いた運動靴で練習をし見かねて顧問の先生からもらうなど、様々なエピソードの持ち主。「涙は分泌物」と言い放ち、心が鉄のように動かないため、鉄子とも言われている。

大学卒業後は一般企業に勤め、数年プレーしない日常を楽しんでいたが、会社の飲み会にてたまたま大阪ガスの試合に誘われ流れのまま入部。 工場長と出会う。チームでは常に30点は得点あげていた絶対的エース。

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