【GFMG】思てたんとちゃう③

昨日、姪が半ベソかいて家に帰ってきたらしい。

おむつからぱんつに変わってからは

日中おもらしすることは無かったのに、昨日はおもらししてたらしい。

慎重な性格のため、車に乗っていてもおしっこしたいとギリギリに
言いだすことも無く、随分前に伝えてくれるからいつも助かっています。

そんな姪がおもらししたとのこと。

姪の母である妹は「おかしいな・・」と思ったそうですが、

まぁそんなこともあるかと思い直していると、
インターフォンが鳴って、ドアを開けると家の前の公園で
一緒に遊んでいた5つほど年上の男の子が立っていて、

「めい、おしっこしたいって言ってた」

となぜかそわそわして報告してきたらしい。

その様子も何か変やなって思ってたけど、「そうか、ありがとう」と帰し
めいちゃんに事情聴取。

どうしたん?

と聞くとめいは泣きながら「カカ(妹:めいの母)の悪口言われた」と言ったとのこと。

前日に妹が男の子たちに何か悪いことをしていたのを注意したらしい。

そのことを根に持っていて、めいちゃんに八つ当たりしてきたらしい。

「お前のお母さん、めっちゃ怖いもんなー」

で、めいちゃんは怒って

「カカは怖くない!カカは優しい!!!カカ怖くない!!!!」

と頑張って大きな声で応戦したらしい。

その時興奮しておしっこが飛び出したらしい。₍笑ったらあかんけど、笑)

でもきっとそれが恥ずかしくて、帰る理由に

「おもらししたから」ではなく、

「おしっこしたいから」もう帰る

ってことにしたと。

で、その男の子は妹(カカ)を怖いと思ってるから、

めいちゃんが泣いて帰ったら(実際は「意地の半べそ」で留まる)
泣かせた自分がまた怒られるんじゃないか

っていう思いと、

言い過ぎたな、ごめん

っていう思いで

インターフォンを鳴らしたと推測。

その話を妹に聞いたので、めいちゃんに
「いじわる、何て言われたん?」
と再度聞いたら

カカの悪口以外に

「めい、かわいくないって、めいちゃん、かわいくないって言われた」

と狭い肩幅をさらに狭くして、ちっさくなって言っていました。

 

・・・おもろ。精一杯のいじわるがそれか。かわいいもんや。

きっとその男の子はめいちゃんのことが好きなんやな。

好きな女の子に意地悪したいんや。

納得。

逆いくよねー

あえて逆にいくよねー

子どもの世界もいろいろあるよねー

と思った、前置き長子(ながこ)、どうも2号です。

 

私ならグーパンチで応戦してたな。ってめいに言うと

「え、めいちゃんケンカないよ。そんなこと頑張らない」

って言われて、奥が深すぎて、めいの方がよっぽど大人だと感じた次第です。

さて、さて「思てたんとちゃう③」です。

今日で完結するか?

では続きをどうぞ。(もうラスト見えたから興味無いとか言わないで)

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Eちゃんからまた連絡がきた

「あちらから、お金の返金額聞いてきたよ。

手のひら、返してきた」

とのこと。

 

吾輩は正直、この相手の女の人が何を言ってるか意味不明だった。

LINEの内容もだが、追加でキャンセル料を請求してることさえも(返金はされないだけと思っていた)

送られてきた内容からはよくわからなかった。

 

電話でEちゃんの話を聞くも、片側だけの意見だけだと内容に偏りができる。

会って聞くこともだが、それまでにこちらで調べれることを調べて

出来るだけ公平な意見が必要だと思った。

 

「とにかく落ち着いて、公的な相談機関、消費者センターの人に話聞いてもらい。

何が本当は正しいのか弁護士さんとか、詳しい人にきちんと聞いて判断してもらい。

で、LINEの返信はもうせんほうがいいと思う。返金額も連絡せんでいい。

とにかく明日話聞くから、纏めといてー」

ととりあえず伝えた。

 

そして、Eちゃんが通っていた筆文字先生のブログやらホームページやらを調べてみることにした。

・・・感想は

【GFMG】思てたんとちゃう(工場長目線②)https://grin-factory.com/?p=9651

よ読んでくれ。

 

ひとしきり笑い、「何をしとんねん」と悪態をつく吾輩。

イラッとしたのはドヤ顔のEちゃんと、その手に持ってる筆文字の内容だ。

そこには

 

 

「継続は力」

 

 

とデカデカと書かれており、「3回で辞めたやつが何をドヤ顔で言ってねん」とさらにがっかり。

 

ドヤ顔は割愛

ドヤ顔は割愛

 

電話があった日はとりあえずジムに行くことを決めていたため次の日に行くことに。

予定は変えない主義だ。

 

お店を決めてくれたのはEちゃんなのだが、金曜の夜の混む時間帯に

予約をしていないことが発覚し、更に吾輩をイラつかせる。₍1件目は貸し切りで行けず、2件目を探すことに)

 

ほんで、探してくる店、店、なんで全部「カフェ」か理解ができなかった。

金曜の夜になんでお茶飲まなあかんねん。。

お腹ペコペコやっちゅーねん。。

 

と矢継ぎ早に吾輩をイラつかせてくるEちゃん。

でも予約してもらったのでそこはグッと堪え置いてあったパスタを食すことに。

(いつもはそんなんいイラつかないのだが、こと今回の流れ的にイラついていた)

 

カフェのソファに座るなりEちゃんは

「纏めてきた!」

と意気揚々と原稿用紙4枚分の意見書を提出してくれた。。

その意見書とは別に、LINEのやり取りをプリントアウトし、付せんがところどころ貼ってある

資料も作成していた。きちんとファイリングされていた。

 

『・・・めっちゃ気合い入ってるやん。。』

 

と若干ヒイタ。。が、吾輩の言葉を素直に受け止め行動してきたんだなと感心もした。

 

パスタセットのスープが一番に出てきたので、それをすすりながら読ませてもらった。

そこにはあの女がいかに高圧的だったか、嫌な思いをさせてきたかが綴られていた。

 

・・・。

 

読み進めていたが、原稿用紙2枚目途中くらいで読むことをやめた。

 

「ちょっと、これはまた後で読むわ」

 

そう言って、体をEちゃんに正対させた吾輩を

「ん?なんで読んでくれへんの?」と?顔で見るEちゃん。

 

「あのさ、今回のこと、Eちゃんは相手だけが悪いと思ってるやろ」

「え?」

 

「この原稿用紙4枚に及ぶEちゃんの意見は全部読んでないけど、全部相手の文句やろ?」

「・・・」

 

「だから何にも変わらへんねん!!いくら自己啓発したって、どんだけ習い事増やしたって

結局何にもかわらへんわ!!」

 

自分の味方をしてくれると思っていた友達からいきなり先制パンチをくらい、

驚愕顔のE。

 

(なんで?なんでよ、私被害者やのに、何でなんよ。。)

 

「相手のブログやホームページ見せてもらったわ。正直、

 

あんな気持ち悪いところ、よー行ったな!」

 

そもそもどうやって見つけたのかを聞いても判然としないEちゃんに辟易しながら

吾輩の怒号は続く。

 

「ブログかホームページかなんか知らんけど、ちょっと読んだだけで、教室には子どもいて

ごちゃごちゃしてることくらいすぐわかるやろ。

それを「知らなかった」って言ってそんなん通用すると思う!?

その人も言ってたけど、それやったら何でまた行ったん。

嫌やったら言うたらええやろ。直接電話しぃや。何でLINEなん。

その人の家で教室を開いてることも斜め読みしてもわかるわ。

あのあと4人くらいに同じページみてもらったけど、全員「行かない」って言うたで。

みんなが分かること、なんで判断できへんの。

 

後から調べることもしてないんやろ。

事が起こってもなお、ちゃんと調べずに感情だけで走って被害者面してるやん。」

 

じっと下を向きながら聞いてるEちゃん。

と、その時、どうすればいいか分からなくなったのかEちゃんが何を思ったか

 

 

へらへら

 

 

っと笑った。

 

 

何も言い返せなくなったEちゃんは、どうしようもなくなりヘラついたのである。

 

吾輩のコメカミでプチっと音がした。

 

何ヘラヘラしてんねん。誰に言ってんねん。

誰のために時間とってしゃべってんねん!」

 

神戸のおしゃれなカフェで大声で怒鳴られる姿を想像してほしい。

 

だが、怒るほうだって被害者だ。そんなこといつだってしたくない。

 

「だいたい、気持ち悪いの意味わかってる?」

 

「え・・わからへん」

 

「Eちゃんそこに筆文字を習いに行ってるんやろ。

でもそこで同じ人がどうやったら生徒が来るか筆文字が売れるか教えてくるんやろ?

 

めっちゃ気持ち悪いわ。」

 

まだ?顔のE。

 

「「筆文字したいカモはこんな風に捕まえますねん。こんな風にしたらカモは筆文字買うてくれますねん。

簡単でっしゃろ。

ほんで、あんたもそのカモですねん。」

って言うてくるんやろその高圧女は。それをへーへーって言って聞いてるんやろ、そのカモのEちゃん。」

 

中途半端なことで事業をしたり、お金の匂いをぷんぷんさせてるホームページから(動画も見た)

その女の人がどんだけのものか、どんな感じで教えてくるか想像がついていた。

筆文字がどーのこーのではなく、それで月収○○円稼ぎました、あなたにもできます。

とそれこそ自撮りのドヤ顔が雄弁に語ってきていた。

Eちゃんが嫌な思いをして授業を受けてる姿も容易に想像できた。

 

「Eちゃんは何でそこに行ったん?」と聞くと

 

筆文字を極めたいと思って、とにかく変わるには動かないとと思って動いたとのことだった。

でも、吾輩は追及の手を緩めない。

 

「正直、それで稼げたら、自分の筆文字を買ってもらえたらって思ったやろ。

だからその事業で成功してると思った(本当にしてるかは不明)人のとこ行ったんやろ。」

黙るEちゃん。

 

「コンサル受けて、あわよくば同じ形態で稼いで仕事しようとおもったやろ」

 

「・・・うん」

 

「誰が買うかそんな筆文字!!!」

 

 

 

再度大声を出されるEちゃん。

 

「誰がそんな中途半端な書道買うか!Eちゃんは書道や筆文字を極めたいかったんやろ。

何にも極めてない段階で何を中途半端に教室やら販売考えてんねん」

 

・・・。

 

「そんな中途半端な書道一生買わへんからな!」

 

・・・・

 

「Eちゃんがなりたいのは、そんな人やったんか。言ってることとやってること全然ちゃうやん。

何か一つ極めたいって、何かで人を喜ばせたい、そう言ってたのに

何がやりたいか探してる段階で、お金儲けのこと考えてるやん。

Eちゃんが「この女の人なんか違う、書道のこと、筆文字のこと好きじゃない」って感じて

嫌やった言うてたやん。

Eちゃんも同じやん。

今はカモやったってわかって怒ってるんか知らんけど、自分も同じこと他の人にしようとしてたんやん。

私からしたらどっちも一緒や。

そんなんも分からへんのか」

 

「あとな、私もネットショップしてるからわかるけど、お客さんとの繋がりってそんなんちゃうで。

今募金活動してて更に思ったけど、お金や商品だけで繋がってるんとちゃうで。」

 

真剣に聞くEちゃん。

 

「お客さんは大事やけど、神様じゃない。どっちが偉いとかない。

もちろんめっちゃ感謝してるけど、自分の大事なことを殺してまで繋ぎ留めることしないし

下手₍したて)にでることも無いと思ってる。

でもこちらは出来るだけお客さんのためにきちんとしたいし、しなくちゃいけないって思ってるよ。

大事なお客さんやからね。

 

お客やから、お金払ったからって偉いんじゃない。Eちゃんはお金払ってるねんから

教室の環境整えることは当たり前って思ったんかもしれへんけど、ちゃうやろ。

言い方ってもんがあるやろ。何で自分が全部正しいような被害者なような書き方したん。

あと、私はその女の人がEちゃん以上に間違ってると思うところは、心底全部自分が正しいと思ってるところや。

ブログかなんか知らんけど、書いてたからって教室の時間中子どもが騒がしくしていいってもんじゃない。

そういうお客さんもいるって真摯に受け止めて改善できることはするとか、反論するんじゃなくて

理解を求めないとあかんと思う。

反論してくるとかプロじゃない。

 

プロぶってるセミプロが一番やっかいやねん。

まぁそれは置いといて

双方ちょっとずつ歩みよって良い関係を築くことって商売だけのことと違うと思う。

全部に当てはまることやと思う。

 

それができないままじゃ、そのことに気づかないうちは商売も人間関係もうまくいくことはないって思う。

ネットショップするようになって、自分の商品を買ってもらうようになって、

ますます私はそう思ってる。」

 

じっと聞いていたEちゃん。。

 

「ほんまにそうや・・本当は穏便に辞めたかったのに・・」

 

「じゃあなんであんな油に火注ぐようなLINEしたん?」

 

 

しばらく黙ってから、Eちゃんは言いました。

 

「実はあのLINE。

あのLINEの内容、最初に送ったやつ。。

 

私が書いたんと違うねん」

 

 

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第三話 完

 

 

募金額着実に増えてます(^^)/

まだまだ新商品も出品予定!

daichankate

PS:次回は纏めです。④で完予定の「思てたんとちゃう。」

案外長くなってもた。今日終わるつもりが。。

 

【GFMGは、バスケットボールブログです。】
GRIN★FACTORY工場長&2号が、現役選手としてこうありたいという想いを 日々綴るバスケブログです。
ミニバス選手や中高バスケ選手とその保護者さんにもコメントやメールを沢山頂き、
私たちも励まされています!
ぜひ、ひと味違うバスケウェアブランドGRIN★FACTORYのブログ、お楽しみ下さい。

 

 

 

 

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この記事を書いた人

バスケ歴:松陽ミニバス→中学は陸上部→甲子園学院高校→園田女子大→大阪ガス(2016年3月退部)

小5で始めたミニバスで将来を嘱望されたが、地元中学にバスケ部がなかった。周りからは越境も勧められたが陸上部に入り、全中出場を果たす。 その後兵庫県でNO,1だった甲子園学院に中学未経験ながら堂々入部。 入学時はバッシュもなく底を綺麗に拭いた運動靴で練習をし見かねて顧問の先生からもらうなど、様々なエピソードの持ち主。「涙は分泌物」と言い放ち、心が鉄のように動かないため、鉄子とも言われている。

大学卒業後は一般企業に勤め、数年プレーしない日常を楽しんでいたが、会社の飲み会にてたまたま大阪ガスの試合に誘われ流れのまま入部。 工場長と出会う。チームでは常に30点は得点あげていた絶対的エース。

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