毎日の通勤電車で会うスケボーを持ったお兄さん。
ここ1週間ほど顔が見えなかったので「どうしたんやろう」
と思っていたら本日からまた同じ車両に。
なぜかお互い目が会って、若干懐かしい空気が流れた
どうも、2号です。
スケボーと聞いて若者を思い浮かべるかと思いますが、顔はぬぼーとしたおじちゃんみたいな
顔をしています。
知らない人なのにすみません。笑
スケボー持っているB系な服装がなんか態度悪めな人かと思っていたのですが。
先日、おばあちゃん2人組が電車に乗ってきました。
私が座っている席の方に向かって来たので、ひとまず席を立ちました。
すると、私の後ろに座っていたスケボー兄さんも立ち上がって席を譲っていました。
2人組のおばあさんは2人とも座ることができました。
それにそのお兄さんが席を譲る時、ぎこちなかったですけど良い笑顔だったんです。
「ちゃんと良い人なんや」
と、きっとお互いそう思ったのでしょう笑
それ以降なんか親近感があります。
喋ったりしないし、挨拶すらしないんですけど。
お互い愛想が良い感じとは程遠いですし。笑
でも嫌な感じは受けてません。
ただ、そのお兄さん、マナーの悪い人に対しては結構シビアに対応します。
今日も割り込んでこようとしたサラリーマンを背中のリュックでナイスディフェンス。
割り込ませない、相手に良いポジションを取らせないボックスアウト。ナイスでした。
そして最後にそのサラリーマンを見て一睨み。
電車にはきちんと並んで乗り込みましょう。
昨日の続きですが、それってこのお兄さんの「公平」なんだと思います。
自分なりのルールがあるんだと思います。
間違ってるという人もいるかもしれませんが、そういう自分を立たせる信念的な「芯」って大事な気がします。
先日いつものように、クラブチームの練習に参加してきました。
他のチームからも何名か練習に参加してきていて、結構な大人数での練習でした。
練習してから5対5のゲーム形式の練習になりました。
1チーム6~7名いたので、1・2人はタイマーをしたり声出しに回ることになります。
そのクラブチームのメンバーに去年の全国クラブ選手権で大けが(アキレス腱断裂)したプレーヤーがいます。
その子が自分は先にタイマーをすると言い出しました。
「じゃあ半分で交代するね」と言い私が先に出ることになりました。
でも一向に交代のブザーを押さないので、結局1試合そのままフルで出場することになりました。
「ごめん1試合全部出てもたけど、良かったん?自分たちの練習やのに。。」
というと
「いいねん」
と言ってどこかへ行ってしまいました。
そして昨日の練習。
見ていると声も出さない、自分たちがメインの練習やのに後ろに回る。
失敗しても、成功しても、心ここにあらずな感じ。
言ってしまえば足が痛かったんでしょう。
でもその態度はあかん。
GRIN★FACTORYのお客さんなら既にお気づきかと思いますが。。
怪我をしたから、声を出さなくていいというわけではありませんよね。
その子の名誉のために言うと。。
その子は中学校の時も、高校の時も、大学の時もエースで、試合の時も第一線で頑張る
凄いプレーヤーでした。全身から「勝ちたい!」という思いが出ていました。
大学の時、関西選抜に選ばれて海外遠征とか行っていました。
卒業してからも実業団に所属しキャプテンも経験していたようなプレーヤーです。
いわゆるエースでエリートな選手です。
でも、実業団で自分がスタメンではなくなったりすると、モチベーションが下がり、心ここにあらずな態度になります。
(試合の出れる、違うチームの立ち上げをしようと目論んだり・・)
エースでエリートな自分のプライドが邪魔をします。
今回、怪我がうまいこと治ってないのでしょう。初めて経験する大きな怪我だと思います。
怪我の後もモチベーションを下げずにチームの為にチームメイトを励ましていたので、
偉いなと思っていました。
復帰してからも、うちチームの練習に参加して、なんとか早くいつものプレーがしたいということが滲み出ていました。
だからいつでも協力するし、練習に来てな!って伝えていました。
でも今は。。
怪我が思い通りに治ってこないのでしょう。
モチベーションが上がらず、それがそのままチームへの雰囲気に反映されてしまっています。
人数が多い時はあまり目立ちません。タイマーしておけばいいですし。
でも練習の人数が6人くらいになると1人が担う持ち分の割合が高くなる分、影響が大きくなります。
その態度は私から見て、「わがまま」以外の何物でもないです。
痛いかも知れへん。
悔しいかも知れへん。
辛いかも知れへん。
でも、それをコート上で出してチームを負の方向へもっていくことはまた別の話。
「ちゃんとやってるやん」
そう言うかも知れません。
でも頑張っている時の姿を見てるのも私たちなら、その逆を見ているのも私たちであって
本人ではありません。
頑張ってる、ちゃんとやってる、と判断するのは本人では無く、それを見ている本人以外なのです。
仕事で嫌なことがあっても、学校で嫌なことがあっても、それを関係のないチームメイトに当たったり
態度に出すことはやってはいけないことです。
調子がいいという時に頑張ったり頑張れたりするのは
「当たり前」
です。
自分が試合に出られない、怪我をしてしまって十分に練習ができない、つらい、しんどい
そんな時、どれだけ踏ん張って自分のできることを見つけて前向きに進めるかがその人の本当の評価につながります。
その子は、ずっとエースだったから試合に出られない現実が目の前に来たとき逃げたくなったのでしょう。
その子は、大けがをしたことが無かったから、
怪我をした時のつらさが、その痛みでは無く十分にパフォーマンスできない
ストレスと闘うこと
だと初めて知ったのでしょう。
今まで頑張ってきたのだから、今までチームを引っ張ってきたのだから、もったいないことをしないでほしい。
実力がある分、チームへの影響力があるのだから、いい方向へ引っ張ってほしい。
でもそれは、本人が自分の怪我とそれに伴うストレスやらジレンマに打ち勝たないと無理。
ぶれぶれの芯では立ち直ることはできません。
しんどい思いや、辛いことを経験したした人の行動は2パターンに分かれると思います。
・そのまま潰れてしまって、周りにも嫌な思いをさせてしまう人。
・それを自分の糧にして、その分他の人にも優しくなれる人。
木を思い浮かべます。
ぐらぐらした芯ではすぐ倒れてしまって、周りにいる人も巻き込んで不幸になってしまうことがあります。
糧として、その分芯が太くなった人は、少々のことではぐらつかないし、さらに他の人をも
雨宿りさせてあげられるくらい大きな人になります。
もし、今怪我して十分に練習にできないなら、それは自分を育ててくれるチャンスという名の肥料かもしれません。
例えそれが原因で試合に出れなくても、そう考えて行動していると「後悔」という害はつきません。
いつも前向きに頑張れ!とは言えませんが、辛いと思ったら泣いてもいいかもしれませんが、
いつかはそれをちゃんと自分のものにして大きな選手に、人になってほしいなと思います。
PS:そろそろ第二弾も終わります。売り切れ前に終わります。。
http://grin-factory.com/fs/grin/2015fukubukuro
PS:ちょっとやる気がはみ出しすぎたので、作り直します。。
コメント
コメント一覧 (3件)
こんばんは…2号さんの言われる事…応援する親ですが…よく、わかります。一応、学生の時に、バスケでは ないですがバレーボールしてました。1人では、できません。選手も選手以外の人達も1つになって
こそのチームだと思うけど…(>_A<。)
ごめんなさい。
上手く、コメント入力できなくて…
続きです
学生の時に、培ったスポーツ精神…
只今、高1娘に話すけど…中々理解してもらえず
(経験者じゃないでしょ的な感じ)…で
ストレスMAXです。
高校1年入部と共に、試合出させてもらってる感謝と
サポートに、回ってる人達の事…考えて…精一杯頑張ってほしいんだけど…親に対してなのか…あまのじゃくな態度で…時々、腹が立っちゃいます(。>A<。)
とまとさん
コメントありがとうございます。
高1ですか・・難しい時期ですよね(´・ω・`)
話をちゃんと聞かない理由が、自分の感情だけならば、それに対して
腹が立ったら、感情的でもなんでも怒っていいような気がします。
聞くことも大切とは思いますが
天邪鬼では話が進まない気がして・・。
うーん。子育て経験者じゃないのに差し出がましいですが。。すみません。。
普段支えてくれてる人にガツンと言われると、(親だけに反抗するとは思いますが)
結構響いたりするものだと思うので。部屋で考え混んだり。それで良いと思います。
それに親は子ども叱る権利があると思います。(とまとさんのようにきちんと接している親に限りますが)
一人では何もできないことを知り、周りに感謝できる、かっこいい選手になってほしいですね!(^^)!
娘さんにも頑張ってほしいですし、とまとさんも応援していますし!
うまく伝わりますように。
2号