【GFMG】綺麗ごとかも知れないけど

眠い。。

寝不足です。

昨晩、母と話込んでしまったら、点けていたTVでは
「明石家電視台」(関西ローカルなのかな?)が終わっていた。。

眠い。。

そして夜な夜な、教えてもらったNBAのオフェンスパターン

ウォリアーズ(ステファン・カリーがいる今)
ブルズ(ジョーダンがいたとき)
レイカーズ(コービーが全盛期)

の3チームが行っているものをガン見してしまい

興奮で寝れなくなるという始末。
(そしてまだ全部隅々まで見れていない)

トライアングルオフェンスは、パスを受けたセンターが起点だけど、

その他の二人の動き方がチームによって違っているし、

得点源の選手がいかに得意なシュートを打てるシチュエーションを

作っているかがとても勉強になったなぁ。。

むにゃむにゃ

どうも、2号です。

鼻ちょうちん膨らみそう。。

nemu

 

そういえば、大学の時に関西一部リーグ上位チームと対戦した時、危うく勝ちそうになりました(笑)

※結果は最後フリースロー落として1点差負け。そんな試合が同リーグ戦中に2試合ほどあり
 だいぶ悔やまれました。
 その時、私たちは関西一部リーグの下位。勝っていたら順位を大きく覆す大金星。
 

 それまでは、高校の時では味わったことが無いくらいの大差で負けていたのですが。。
 同じ大学生でなぜこんなにも差が開くのか。。と思い悩み、
 この時初めて「チーム作り」の大変さや大切さを学びました。

そして、その時に使ったのが「シザーズオフェンス」

たぶんトライアングルオフェンスのひとつ。
詳しい戦術名が疎いです。笑

シザーズというのは日本語で「ハサミ」です。

ハサミのような動きをするため、そう言われています(今もそうかな?)

片側に3人、逆サイドに2人というフロアバランス。

3人側からプレー開始。

センターがローポストでもらうというより、ハイポスト付近でパスを受けて、

トップとウィングの選手がクロスしスクリーンを掛け合い、空いた方にセンターがパス、

シュートを決めるというもの。

→どちらがスクリーナーになるかは、チームの決まりや状況によって変わります。

スクリーンチェンジ、もしくは先回りされたら、すかさず逆をついてゴールへダイブ。

そこへセンターがパスをするか、ヘルプが寄っていたらセンターが自らシュート。

(昨晩夜な夜な見ていた動画ではウォリアーズの動きに少し似ていました。)

これを徹底的に行いました。

 

その時、韓国から「金さん」というプロコーチが来てくれていて(でもその時は無償で1年間教えてくれた)
その先生が情熱的に(時に暴力的に(笑))緻密に何度も何度も熱心に教えてくれたおかげで、
自由という名の適当なオフェンスから解放され

初めて「チーム」として何をするかのイメージを
共有して動けるようになりました。

 

 

ここで、「自由から解放される」

 

という言葉に「ん?逆じゃない?」と思われる人もいるかと思います。

 

実は“それこそが”逆で

 

「自由にやっていいよ」「好きにやったらいいよ」ということほど難易度の高いものはないのです。

 

特に、サッカーやバスケットボールのように攻守が激しく入れ替わるチームスポーツにとってそれは

「魔の言葉」だったりします。

 

天才と呼ばれる選手が監督になったりすると、この言葉を使いがちです。

そして言うのです

 

「何でできないの?自由にやればいいのに」

 

いや、それ、めっちゃムズイからー

奥に見えるのは。。セルジオ越後さん? 松木さんはふざけてる?笑

ですよね、松木さん!

 

天才はどうやって、自分がそれをできるようになったか分からないことが多かったり、
周りに活かされてきたことよりも、自力で何とかしてきた事が多いため
そういった発言になりがちです。(ジー〇 サッカー元日本代表監督とか笑)

 

 

ゲームをしっかりとコントロールするガードや、スクリーンをかけてくれる選手
フィニッシャーに良いパスをする選手がいてようやくシュートにこぎつけます。

「チームになる」というのは

自分の役割をしっかりと認識し、全うし、

さらに

「役割以上のことをやってやろうという野心と相手との駆け引きができる選手」=闘う勇気のある選手

が揃って、やっと勝てる可能性を含むチームになると思っています。

 

寄せ集めのチームがなぜゲーム内容にムラがあるか考えてみると、

・役割が曖昧、もしくは分からない
・時間が経つと、役割を全うする意識が無くなる
・役割以上のことをする意識が低い

上記の状態になる時間帯が多かったり、そういった時間帯に陥っているの選手がコート上に
複数いたりするからではないかと思います。

これらは練習によって補えることがほとんどです。

でも、補えないこと、も実はあるんです。

練習だけでは身に付かないとても大事なこと。

プレーする「選手」の前に「人」として備わっていないといけないもの。

 

それは、普段の生活で備わっていくことなんですが。。

分かりますか?

それは

 

「思いやり」

なんです。

 

綺麗ごとだと思いますか?

そうです。綺麗ごとです。

でも実際に長年バスケットをやってきて思うことなんです。

だから聞いてほしい。

「綺麗ごと」で済ますか、心に留めてくれるかはわかりませんが。。

ちょっと書きます。

 

スクリーンをかける時の角度。

パスを出すタイミング。

取りやすいパス。

「この人に決めてほしい」という気持ち。

 

その人を思いやる気持ちが無いと精度は下がるものです。

もしうまくスクリーンがかかっていなくても、少しのズレに可能性を見出し

必死で走り込んでくる選手にどれだけ可能性が高くなるパスをするか。

「パスすればいい」

から

「パスを通したい」

から

「良いパスを通してお互いが気持ちよくなりたい」

へと、どんどん意識を上げることができるのは「相手を思いやる」気持ちを無くしては

できないことです。

 

パスが悪いからとキャッチしないとか、ふて腐れた態度をすると、「良いパスを出そう」なんて
気持ちがわかなくなります。

そんな中、例え良いプレーが偶然出ても、それぞれが「自分のプレーが良かったからだ」と自己満足に
終わることになります。

 

自我を出すことは、もちろんとても大切です。

がむしゃらにゴールへ向かう気持ちはチームにとって必要な戦力になることでしょう。

 

でも陰で必死にスクリーンをかけてるチームメイトや、自分の動きを目で追ってパスをくれる

パッサーへの「ありがとう!」の気持ちを忘れて欲しくないと思います。

 

逆に「良く決めてくれた!」という気持ちも大事ですしね。

 

それぞれの役割をきちんとこなせたことを共有し、共に喜び、共に感謝し合える思いやりの気持ちがないと
何にも意味が無いということ。

わからん人はスポーツ辞めてもいいくらいだと思っています。

これは売ってないよ

これは売ってないよ

 

何も感じずに、選手生活を終えてしまったなら、きっと思いやりの無い人たちに囲まれ
貧しい気持ちになると思うんです。。

あっちこっちで悪口を言い合い、自分を見失ってる友達も実際にいました。(いや、、います(現在進行形)w)

 

世間に、社会に出て恥をかいたり、ひんしゅくを買ったりするのは、
試合で活躍していたエースだったなんてことは良く聞く話しです。

試合には出れなかったけれど、縁の下の力持ちとしてチームに尽くした選手やマネージャーが
会社で重宝されることも良く聞く話しです。

 

大学の時の話に戻ります。上位チームにあと1点差に迫った試合をした我がチームでしたが
前年度シザーズオフェンスをせっかく教えてもらったのに、次年度からはそれをやらなくなったり、

気まぐれなエースのためにチームメイトが翻弄され、嫌な空気が何度も流れるようになりました。(当時私は2回生)

自分が最終学年になってから、急にチームのことを考え出したり、やろうとしても、
遅いことは先輩たちの姿を見るからに明らかでした。

急に偉そうなことを言われても聞く気がしないのです。

私が最終学年になった時のコーチは、一つ学年が上の卒業したばかりの先輩でした。

その人はエースでしたが、人として尊敬できない人でした。

でも最終学年の私がそんなことを言い出したらチームが崩壊してしまう。

そう思って我慢していました。

でもある日後輩に言われました・

「あの人の私生活や去年までのプレーや態度を見てきて、

 急に言うこと聞けません。
 
 
 あんな人の元でプレーするのも嫌です。
 
 
 言われることに素直になれません」
 
 
 
いくらエースでプレーヤーとして凄い選手でも、たかがバスケットの小さい世界のことなのです。

先輩や後輩に媚びを売らない態度は必要ですが、感謝や思いやりや敬う気持ちや行動ができない人には

誰もついていかなくなる。ととても身近に感じた時でした。

 

プレーだけではない、普段からの態度や、行動は誰からも見られているのです。

 

思いやりのないことをすれば、何らかの形で返ってきます。

 

「うまいことする」人もいるでしょう。

でもそんな人は「そんなことばかり」気にかけているので大事なものを見失うことが多いです。

 

選手の前に人として、大事なことがある。

それが無い人は選手になる資格はないと思っています。

ミニバスや中学・高校で自分より弱い者をいじめたりする選手、悲しいですが、やっぱりいます。

そういう話し、ちらほらお客さんに聞いたりします。

 

でも、しょうがない。

 

そんな人は、世の中に沢山います。

 

だからせめて、そんな人にならないで「思いやり」の見える素敵な人・プレーヤーに
なってほしいと思います。

そんなことに負けない芯の強い素敵な人・プレーヤーになってほしいと思います。

できれば、いじめられてる人をそっと支えてあげられる強い人・プレーヤーになってほしい。

試合の勝ち負けの前に、人としての魅力で負けないでほしいと思います。

 

私も負けへん!

 

 

PS:はしゃげる大人も素敵。笑

いい大人だけどいいじゃない。

 

PSPS:姪はP先輩好きだから、同じ顔したんかな?笑

シンクロ

シンクロ

 

 

 

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この記事を書いた人

バスケ歴:松陽ミニバス→中学は陸上部→甲子園学院高校→園田女子大→大阪ガス(2016年3月退部)

小5で始めたミニバスで将来を嘱望されたが、地元中学にバスケ部がなかった。周りからは越境も勧められたが陸上部に入り、全中出場を果たす。 その後兵庫県でNO,1だった甲子園学院に中学未経験ながら堂々入部。 入学時はバッシュもなく底を綺麗に拭いた運動靴で練習をし見かねて顧問の先生からもらうなど、様々なエピソードの持ち主。「涙は分泌物」と言い放ち、心が鉄のように動かないため、鉄子とも言われている。

大学卒業後は一般企業に勤め、数年プレーしない日常を楽しんでいたが、会社の飲み会にてたまたま大阪ガスの試合に誘われ流れのまま入部。 工場長と出会う。チームでは常に30点は得点あげていた絶対的エース。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • いつもパッション頂いております。そして、迷彩王子計画が大詰めを迎えておりますので、またご報告します。
    以下、本文です。

    我らが尊敬するイチローさんが数年前にインタビューでこんなこと言っていました。

    ≪打撃で、これという最後の形はないと思っている。これでよしという形は絶対にない。でも、今の自分が最高だという形を常につくっている。この矛盾した考え方が共存していることが自分の大きな助けになっている。≫

    すごい言葉ですよね。自分がこれを聞いた時、ハッとしましたもん。

    そしてイチローさんはこうも言っています。

    ≪準備というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく、そのために考え得るすべてのことをこなしていく。≫

    …これを載せて自分の考えがどうこうということを言いたいのではありません。
    ただ伝えたいことはひとつ。

    鉄板の加工作業の速度を早めます。ということだけです。

    • 鉄板加工会社平社員ジャルジャルさん(ナガっ!)

      返信がかなりかなり遅くなり大変申し訳ありません。
      2号の記事へ返信する私は工場長です!

      私はイチロー選手と同世代なので、ビシビシきます!
      妥協せず鉄板加工も頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします☆

      あ、どの迷王子にするか決まったら教えてくださいませー。

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