【GFMG】変形

これ私のマネらしい。

なんやこのポーズ

なんやこのポーズ

・・・こんなんやったことないぞ。笑

そんな姪っ子はどうもパッション先輩が好きなようで

「今日、サトゥさん来る?」

注:パッション先輩は佐藤さんではありません。笑
  サトさんです。
  
  
とバスケに行ってくると言うと聞いてくるし、

「だってサトゥさん好きやから」

と公言し、トイレの行き方もサトゥさんの真似をします。

こんな具合↓↓

家でトイレに行くとき

「おトイレ借りまーす」

と言うので、妹(進撃の巨人)が

「何で?ここは自分のお家やから行ってきますでいいよ。」

と言うと

「え?だめよ。サトゥさんは、ちゃんとおトイレ借りまーす
ゆってたよ?」

パッション先輩が私の家に来た際、「おトイレ借りまーす」と言って

いたのを覚えていたのでした。

※その時姪はオムツを取り換えられていてお尻出してました。
 いつ完全にオムツ取れるんやろ。。
 
 
 

小さい子の記憶力が半端じゃない。

ドリブルを教えたことも覚えていて、すぐできるようになります。

成長が目に見えるって教えてる方にすれば凄く嬉しいことなんだなぁと思います。

そんな姪は試合の応援が好きで、今出場している試合への応援は皆勤賞です(^^)

試合動画にもその応援の声がはっきり入っています。

「あわちゃーーーん、がんばれーーーー!!」

「アドゥさん(工場長のこと)、がんばれーーーーー!!」

「サトゥさーーん、がんばれーーーーー!!」

応援に手を振って答えられる場面はあまりないのですが、目が合ったり

ハーフタイムに手を振ったりした時にはとても嬉しそうで、ほんまに頑張らなあかんな

と思わせてくれます。

たとえ身内であっても、声を出して応援してもらうのはとても嬉しいことです。

負けてもシュートが入らなくても、ずっと応援の声が聞こえてきます。

姪からすれば、そんなことより応援することが大切で、声が届けばいいので

しつこくしつこく応援してくれます。

試合の動画を見返していて、「ここ踏ん張れなかった」とか「淡泊なディフェンスしてるな・・」

と思う場面でも、それでも応援の声は続いています。

3歳の姪の記憶に何が残るかはわかりませんが、どこをどう切り取って覚えていても

恥ずかしい記憶だけは残さないよう、頑張り続ける姿を見せたいと思います。

 

 

この大会で私はディフェンスをいつもより意識してます。

 

なぜか。

もともと1つのチームでないメンバーが集まってチームを作るとき、

どうしてもオフェンスだけに意識がとらわれます。

 

するとシュートを決めても流れがなかなか自分のチームに来ません。

 

単発になることが多かったりします。

 

それに、自分のことや、ワンプレーのことに意識が行き過ぎることが
寄せ集めのメンバーで構成した場合はよく起こります。

「結果を出す・見せる」ことがステータスだし、何よりモチベーションだし
選手なら仕方のないことなので、とてもわかります。

短期間で自分を認めてもらうには結果を出すことが大事ということも
シュートを入れてくるということも大事。

でもそれではパスを供給したり、コントロールをする「繋ぎ」の選手がいなくなってしまう。

 

これ、バスケだけに限らず、寄せ集めチームによくある「アルアル」ですよね。

 

ゲームの流れを作ったり、4Q終わった時に勝つというイメージを共有しにくいことが
ウィークポイントになってきます。

 

その影響は必ずディフェンスにも影響してきます。

 

なんとかそこを止めたい。

 

自分の相手に良いリズムでシュートを打たせない。
イライラさせる。
審判の笛はどこでファウルにしてくるか見極める。
ヘルプポジションへの行き方、体の向け方、ヘルプに行くタイミング。

 

1/31に行われた試合では笛があまり鳴らないと判断した私は、
相手が嫌がるボールチェックやドリブルチェックに
厳しくいくことにしました。

自分の中でも、相手にとっても感覚的にファウルでも、
笛が鳴らなければナイスプレッシャーになります。

・・あまり好きな考え方でもシチュエーションではありませんが。。

正直、「ファウルしてでも流れを変えたい」と思っていくタイミングも何度かあったので
嫌なディフェンスだったと思います。。

しつこく、しつこく、相手がイライラするまで、相手が自分のプレーを失うまで
何度もプレッシャーをかける。

 

幼い子が何度も何度も同じことをしつこく反復してやることで
できるようになる姿と同じです。

何度も何度も。

 

ディフェンスする相手が代わっても、それは続きます。

 

しつこくしつこく。

 

ちょっとした積み重ねが、オフェンスの流れに繋がってくれたら・・・という想いです。

 

(途中相手チームに文句を言われてもやめない。笑)

 

3Qの最初にその流れがきました。

しっかりスクリーンをかけてアウトナンバーを作ることができ、

ドライブ、パスの周りが良くなりました。

 

そして連続して得点が加算されました。

 

でも結局は失速して負け。

 

ひとつひとつ積み重ねていくという意識が、チームとして共有できていなかったからです。

 

流れがくるとオフェンスだけに力を持っていかれるからです。

 

淡泊なプレーになります。

 

今のチーム構成は3チームから数名ずつ集まってONE TEAMになっています。

 

でもやっぱり声をかけた私たちのチームのメンバーが、いや、私が
中核として踏ん張らないといけないと思っています。

他のメンバーが気持ちよく得点を取ってくれるのであれば、

それでいいのです。

 

でも、同じように相手チームに気持ちよく得点されてはいけない。

オフェンシブな今のチームだとムキになって取返しに行くがちです。

もしそれで得点ができても長い時間は続きません。

 

しっかりスクリーンをかけ見方をフリーにする、

ボールをもらった時自分の得意なプレーができるよう準備をする。

意識を流れに持っていかれるのではなく、自分が流れを作れるよう準備する。

 

その準備が私はディフェンスであり、ルーズボールへの執念だと思っています。

 

執念がチームメイトに伝われば、ひとつのマイボールをきっと大事にしてくれるはず。

 

だからしつこくしつこくディフェンスをし、がむしゃらにルーズボールを取りにいきたい。

 

自分が犯したターンオーバーは他の人の2倍の悪影響があると思ってオフェンスをすること。

 

それくらいは声をかけた責任として持ったまま、プレーしたいという気持ちです。

 

いつものメンバーで試合をする時は、私は超攻撃的フォワードの位置で、自分を起点に
オフェンスを始めてもらっていました。

 

でも今のチームはそうではありません。

 

先にも書きましたが、バスケットはシュートを多く入れたチームが勝ちます。
だからシュートを決めることをモチベーションにすることも多いです。

 

今はいつものプレーができないし、シュートを打つチャンスが少ないです(=得点が減る)

 

きっと、ストレスに思う人がほとんどだと思います。

 

私も最初はそう思いました。

 

 

でも、思い直したんです。

 

そんなん当たり前やな。って。

 

で、、思いだしたんです。

私はもともと、オフェンスを全て任せてもらえるような選手ではなかったことを。

その中で今までどうやって試合に出れるようになってきたかを。

 

軽視され気味の繋ぎをし、使い捨てのようなディフェンス要員として使われ、

エースやチャンスプレーヤーを見つけてパスを出す役目だったではないかと。

 

今こそそれをやるべきなんじゃないかって。

 

良いように考えを変形させました。

 

チームにとって必要なプレーをメンバーを見て変えられることは

結構特異な特技なんじゃないかって。

 

そしてそれって結構大切なんじゃないかって。

だから、私はみんなが出来ないことをしようと思いました。

 

人より少し多くある体力と、曲がりなりにも長い間実業団の選手と戦ってきただけあって

見た目より強いフィジカルを使って、味方のオフェンスを助けたい。

 

新しく何かを身に付けないといけないことだと時間がありませんが、

これだと私でもできます。

 

誰でもできます。でも誰でもやらないので私がしようって思いました。

 

自分らしさを変えることって勇気がいります。

 

でも、チームとして求められてるものが
「自分らしさ」と違うのであれば、自分を変形させるのもありだと思っています。

そしてそれができるのは自分しかいない!

くらいの気持ちで。

自分の得意のプレーができないからふて腐れたり、
ディフェンスのせいにしたり
審判のせいにしたり、
味方のせいにしたり、

勇気が出ないとそんな想いで満たされてしまう。

寄せ集めのメンバーであれば、より一層そうなってしまうことが多い。

いつものメンバーじゃない、
いつものパスじゃない、
・・

そんな想いでプレーすると「チーム」になり切れていない今のチームでは

大崩れをしてしまいます。

そんなストレスを取り除けるように、しつこいしつこい積み重ねをしていけるのは
誰でもなく自分なんだと思ってプレーしようと思うんです。

 

 

「あわちゃーーーん、がんばれーーーー!!」

 

 

 

応援の声に背中を押されながら、1点でもその差を縮められるようにしたい。

自分の変形が、チームの進化になるように。

 
みっともなくても、もがきたいです。勝利に近づくなら。
 
 

【GFMGは、バスケットボールブログです。】
GRIN★FACTORY工場長&2号が、現役選手としてこうありたいという想いを 日々綴るバスケブログです。
ミニバス選手や中高バスケ選手とその保護者さんにもコメントやメールを沢山頂き、
私たちも励まされています!
ぜひ、ひと味違うバスケウェアブランドGRIN★FACTORYのブログ、お楽しみ下さい。

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この記事を書いた人

バスケ歴:松陽ミニバス→中学は陸上部→甲子園学院高校→園田女子大→大阪ガス(2016年3月退部)

小5で始めたミニバスで将来を嘱望されたが、地元中学にバスケ部がなかった。周りからは越境も勧められたが陸上部に入り、全中出場を果たす。 その後兵庫県でNO,1だった甲子園学院に中学未経験ながら堂々入部。 入学時はバッシュもなく底を綺麗に拭いた運動靴で練習をし見かねて顧問の先生からもらうなど、様々なエピソードの持ち主。「涙は分泌物」と言い放ち、心が鉄のように動かないため、鉄子とも言われている。

大学卒業後は一般企業に勤め、数年プレーしない日常を楽しんでいたが、会社の飲み会にてたまたま大阪ガスの試合に誘われ流れのまま入部。 工場長と出会う。チームでは常に30点は得点あげていた絶対的エース。

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