朝から公園でロープトレーニングしてきた
工場長です。
まいど、どうも。
中学生と一緒に練習をして
最後に「何かアドバイスお願いします!」と
来る例のアレ。
私が少ししゃべり、
パッション先輩にバトンタッチ。
パッション先輩は一人ひとりに今日何を感じたかと問う。
でも中学生の声は全然聞こえない。。。
モスキート音なのか・・・聞こえねぇ。
仕方なく中学生の後ろに周り
(声が小さいよー。もっと大きな声で!)
と言うと、うなづいてくれるけどボリュームは変わらず。
声ちっさ。。。
てか、何?
この上あごに抜ける?挟まる?ようなその返事・・・
ヒン(す)・・
この返事が何よりも気になって気になって仕方なかったので
そこにいた一人の中学生の前で
ちょっと、「ハイ!」って言ってみて?
・・はヒン。。!
い、いや、「ハイ!」
・・はヒン。。!
・・・・次の人に行ってみよう。
行くでー。「ハイ!」
・・はヒン。。!
工場長「ハイ!」
中学生「・・はヒン。。!」
このくだりをグルーっと全員としました。。。
え、この地区ではこの返事が伝統?
2号妹のなっちゃんに聞いてみるけど
違うという・・・
でもその中で唯一一人だけ「はい!」って言える選手がいて笑
その子を声リーダーな!みんなの声出しを引っ張って
ムード作っていってやー!。
と帰ってきたのですが。。。
あと30分あれば、ちゃんと「ハイ!」
って言わせたんですが、面倒になり笑
返事「ヒン(ス)」は私たちパッションチームのブームとなりました笑
前に
「声なんか出したくない。」
「声を出す意味が解らんし。」
という人に向けて
「なんで声を出さないといけないんですか」
https://grin-factory.com/?p=3092
という記事を書いたことがあります。
でも、4日に行った
中学生は出したくないっていう感じではなくて
どうしてもできない。
そんな感じでした。
何かブロックがあるなと。
ハイ!と返事する。
とても簡単。普通のこと。
と私は思いますが、それができない人(チーム)がいる。
パッション先輩はとてもスキルの高い選手です。
そのスキルをすべて伝えたい!と燃え、はヒン中学生にも
ビハインドザバックやレッグスルーを使った
ドリブルテクニックをパッションむき出しで教えていましたが
そもそも、普通のビハインドやレッグスルーが
彼女たちはできず、そのあとの切り返しとか
ステップまでいける選手はほぼいませんでした。。。
でも中学生はどうにかしてできるようになりたい!
と一生懸命!!!
でも、ほとんどの選手ができない。
で、パッション先輩はふと気が付いたんです。
自分が教えたいことって、実はかなりレベルが高い。
教えたいことのもっと手前で苦しむ選手だっているってこと。
そういう選手にも教えることの難しさがあるってこと。
この選手はどこでつまずいていて、何を先にアドバイスするべきなのかを
考えないといけないんだということ。
教えたいことだけ教えることはできないってこと。
それを次の日伝えに来て、いろいろメニューのすり合わせをしました。
何かが出来ない時は何かが邪魔(ブロック)をしています。
バスケットボールで言うと
技術的ブロック(ハンドリングに問題ありとか)
機能的ブロック(怪我をしているとか、身体の使い方が違うとか)
とあともう一つ
精神的ブロックがあると私はおもっています。
精神的、メンタルブロック。。。
コーチは、どのブロックで
引っ掛かっているのかを見極めてそれに適切なアドバイスを
しないといけないと思います。
機能的ブロックにはまっている人に
技術指導してもだめ。
精神的に1歩踏み出せない時に
「なんでできないんだ!」と怒鳴ってもだめ。
メンタルブロックに選手がかかっている時は
(これ私も良くかかるので、つらさわかるんですw)
まずそれを外してあげてから技術指導することが
コーチの大事な役目かなと思います。
パッションクリニック開催まであと3日。
教える難しさと楽しさ。
私たちも学びます。
今回は初回プレ開催ということで
2号の出身ミニバスに行きます。
いっぱい一緒に学んでいい報告をしたいと思います(#^^#)
http://grin2.com
【GFMGは、バスケットボールブログです。】
GRIN★FACTORY工場長&2号が、現役選手としてこうありたいという想いを 日々綴るバスケブログです。
ミニバス選手や中高バスケ選手とその保護者さんにもコメントやメールを沢山頂き、
私たちも励まされています!
ぜひ、ひと味違うバスケウェアブランドGRIN★FACTORYのブログ、お楽しみ下さい。
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