【GFMG】悔し涙の流しどこ

今年もどうやら、織姫と彦星は会えななさそうですねー。

こちらは結構降ってます。雨雨雨。

まぁFaceBookとかLineとかで連絡取り合ったらいいんちゃうかな？

最近は桃太郎も金太郎も浦島太郎もスマホいじってるし。

 

そんな七夕。

 

どうも、2号です。

 

 

なでしこ負けてしまいましたねー。

なでしこがどうのこうのでは無く、アメリカが強かった！！

決定力が抜群でした。

こぼれ球に反応できるよう、ゴール前に詰めていましたし、フィジカルの強さ！
スピード、ポジション獲り、どこをとっても、どの国よりも1枚も2枚も
上手(うわて）だったと思います。

準決勝のドイツ対アメリカのダイジェストを見て、これはかなり粘らないと
厳しいなぁと思っていました。

前半16分までに4失点は、ドイツ戦からのアメリカの勢いを物語っていたし、
日本の少し浮ついた腰を見透かされているように感じました。

サッカーは11人。

人数が多い分、役割分担ができるけれど、ボールを目の前に「お見合い」してしまったり
抑えるべきゴール前フリーの選手に誰も着いていないなど、危険察知への反応速度が
決勝は遅かったように思います。。

でもでも、なでしこJAPANには2連覇という夢を見させてもらい、元気と勇気をもらい、
宮間あや選手のキャプテンシーにはとてもとても感動させられました。

澤選手は、ベテランだからと言って、全然エラそうにしないし、若い選手たちと
分け隔てなくワイワイして、でも締めるところはきっちり締める。

澤選手がボールを持つと、見ている側なのにホッとするのはとても凄いことだと思います。

「ありがとう」と言いたいです。

宮間選手がこの4年ずっと言い続けてきたこと

「ブームで終わらせてはいけない、何とかこれを文化にしないと。

　もっと日本女子サッカーを盛り立てて、若い選手がどんどん育つ環境をつくりたい」
　
　
　
どんな気持ちで闘っていたか、どんだけのプレッシャーを自分に課していたか、、

そう思うと、帰国後は少しゆっくりする時間がメンバーにありますようにと

七夕にお願いしたい気持ちです。

 

ただ、、試合を見ていて、気になったこと。

岩清水選手が澤選手との交代の後泣いていましたね、、自分の悪いところがW杯決勝と言う大舞台で
顔を出してしまった。。

自分の役割が果たせなかったことに涙が止まらなかったのだと思いますが、、

まだ試合中。

やはりピッチに立つ選手たちに声を、交代しても心はピッチに持っていかないと
いけないような気がしました。

サッカーは一度交代したら、再度ピッチに立つことが無いので、どうしても気持ちが離れ気味に
なってしまうとは思いますが。。

その悔し涙をどんな風に今後のサッカー人生に生かしていくか、頑張ってほしいなと思います。

 

 

で、本当に申し訳ないくらいレベルの違う話なのですが、

高校生の頃同じような涙をみたなぁと思い出しました。

 

高校2年生の冬。

やっとバスケットらしい動きになってきたころ。

ボールにも慣れてきたころ。

いきなり先生に

「ツーハンドからワンハンドにしろ」

という指令が。

っえーー！

せっかくツーハンドで入るようになってきた？のに。。

ですので今でも、スリーポイント、フリースローは両手で打ちます。。名残。。

 

である人気物の先輩が私にマンツーマンでシュートを教えてくれることになりました。

それを見たその先輩を慕っている同期が泣き出しました。

「なぜ教えてもらえるのは私ではないのか。」
「なんで2号だけ。」

それと、これは勝手に感じたことというか後から分析した結果ですが

中学校バスケ部でも無い、よくわからんやつだった私を

きっと見下していたのだと思います。

 

考えたら「そらそうか」とは思います。いや、ほんましょうがないと思います。

(これは当時から思っていましたが）

中学3年間一生懸命頑張ってきた選手からすれば私なんて

本来は居なくて同然の選手なわけですから。

 

そんな選手に時間と、大好きな先輩を取られるのは腹立たしかったのでしょう。

で、そんな時に限って私のシュートがスパスパ入って(たらしい）、その泣いた子の
シュートが入らない。。

私はよく分からないけど、やっぱりメンタルだけは強いようです笑

全然気にせず打っていたので。。

この事実も最近詳しく聞きました。

忘れてたくらいです。。

 

そんなこと気にしてられないくらいその時は必死でした。

 

だってシュート打てないと楽しくないし、試合出してもらわれへんやんか！

 

そんなこんなで、先輩との特打ちが実を結び始めたのは高校3年生の終わりごろでした。

 

それまでディフェンスの捨て駒、ガードを休憩させるためだけの現状維持用交代要員だったのですが

シュートが少しずつ入るようになり、得点を期待して出してもらえるようになってきました。

 

プレータイムも増えてきます。

 

そうするとスタメンのうちある1名のプレータイムが減ってくるわけで。。

で、ある時の試合では早々にそのスタメン1人と交代することに。

交代の時って、ディフェンスの引き継ぎと

「頑張って、よろしく」

という気持ちとハイタッチとかするじゃないですか。

その時、交代の彼女の顔はかなりの仏頂面で、辛うじてディフェンスの番号は教えてくれたものの

不機嫌そうにベンチに戻っていきました。

 

で、タイムアウトの時目に入ってきた彼女は

 

泣いていたのです。

 

きっと自分のプレーについての悔しさで泣いていたのだと思いますが(そう言ってはいましたし）。。

 

 

そんなことが何度かありました。

 

こちらとしてはやはりいい気分ではありません。

 

聞いたら違うと言うと思いますが、やっぱり私とは交代したくなかったのだと思います。

 

隠しても、感情が昂ぶっている時って滲み出るもんです。

 

そのうち時々、私がスタメンで出る機会もあったりしたのですが

気持ち的には「6マンの方がチームの感情的に良いような気がする」と思っていました。

 

当時の自分に声をかけられるとすれば

「何言ってんねん！スタメンを勝ち取るチャンスやろ！ガンガンいけ！」

と言いたいです。

でも、私はみんなが出ている時一生懸命応援するのに、私が出たらベンチで泣かれて
応援もしてもらえないチームメイトって何なん！？と思っていました。

完全にチームメイトに対して不信感です。

悔しくて泣いているのかも知れない。

でも、まだ試合中。コートで頑張るチームメイトを応援すること、次自分が
出た時どうすれば良いか考えるのが最優先事項だと思います。

そんなことだから、結局私は大幅に枠を超えるほど上手になれなかったし、チームも内向的な

感じになってしまったのだと私は思っています。

 

そして私の感情は、泣いて悔しがる彼女がチームに与える影響と同じくらい

悪い影響をやはり与えていたとも思います。

それでも上手くなりたい！周り気ならないくらい、誰が泣いていても信念を貫くことができれば

チームは小さい殻から脱出していたかもしれないし、自分ももっと成長していたのにと

後悔しています。

 

 

いつものメンバーがいつものように試合に出るような「ぬるま湯」に浸かってしまっているチームは

やっぱり伸びないです。

 

チーム内で切磋琢磨があり、やっと他のチームと戦えるようになると思います。

 

チーム内でごちゃごちゃしているうちは勝てないと思います。

 

あなたのチームにこんなことは今までありませんでしたか？

 

悔し涙も、流す時を間違うと、違った感情を生み出してしまいます。

 

チームプレーの競技を選んだなら、ALL　FOR　TEAMの精神を捨てない

素敵なプレーヤー、チームを目指してほしいと思います。

 

 

PS:リストバンド　数量限定の売り切りで販売しようかなと。。検討中です。

　(そういえばオレンジ！どうでしょうMさん。笑）

 

 

 

【GFMGは、バスケットボールブログです。】
GRIN★FACTORY工場長＆2号が、現役選手としてこうありたいという想いを 日々綴るバスケブログです。 
ミニバス選手や中高バスケ選手とその保護者さんにもコメントやメールを沢山頂き、 
私たちも励まされています！
ぜひ、ひと味違うバスケウェアブランドGRIN★FACTORYのブログ、お楽しみ下さい。