【GFMG】嘘つかれた

朝、着替えている母親の立派な背中を見て

「モリモリやな」

とついぼやいてしまった。

すると「えー。へへへ。」

と何故か照れ笑いされました。。

 

 

どうも、2号です。

うちの母親のツボが未だにわかりません。

姪っ子に、お腹の肉をつままれ

「なんコレ？」(何これ？）

と言われても照れ笑いしていたっけ。

普段は温和な母親ですが、先日のGWに珍しく昔のことで少し不機嫌になっていました。

だいたい寝たら忘れてるのに。

覚えていた事実にイライラがぶり返していました。

 

ミニバスの時のモンスターペアレントの話は覚えていらっしゃいますか？

あのモンスターのスピンオフ話があったのです。

それは、、

ミニバスも小学生も卒業するころ、私の中学にはバスケ部が無いということが

コーチや監督内で少々問題になっていたそうです。
（こないだ聞いた）

 

で、越境の話（本当はだめ）が出ていたらしいのですが(私は忘れていた）

そのモンスターペアレントは私の親に言いました。

「2号さんとこの中学校に〇〇先生が来ること決まってるから

越境しなくてもバスケ部できるから大丈夫よ」

その〇〇先生は私たちのミニバスを教えに来てくれていた

中学校の先生のことでした。

もともと中学のバスケットボール部の顧問だったのですが、

私たちミニバスチームが、その先生の中学バスケ部と対戦した時に自分のチームが、
ミニバスに負けたため
興味をそそられうちのミニバスに見に来たようです。

どんな練習をしているのか。

とても研究熱心な先生でした。

で、そのままミニバス(うちらの代）に入れ込んでしまい指導をしてくれることになりました。

指導してから出来るようになるまでの早さが嬉しかったのだと聞きました。

（私の記憶ではこんな流れ）

で、その先生は今勤務している中学に長らくいるので、そろそろ他の中学に移る頃だと。

そしてその転勤先は私が行くことになっている中学になることが決まっていると

そのモンスターペアレントはうちの母親に伝えました。

うちの母は疑いもせずに

「だったら越境せずにバスケット続けられるし、良かったね」

的に信じていました。

そしていざ入学してみると・・・

はい、居ません。

入学式からいくらか経って「〇〇先生、来た？」と聞かれました。

そろそろ赴任してくる時だと思ったのでしょう。

「・・・？いや、いないよ？」

母親はびっくりしていました。

だって、赴任してくるって聞いたから越境とかの話を断ったのに。。

のんびりものの母親でしたが、さすがに我が子のやりたいことは
させてあげたいと思ってくれていたようです。

「嘘つかれた」

ちなみに、嘘をついたモンスターは学校の先生なので
どの先生がどこの学校に移るかという情報は結構な精度で知っていました。

だから確信犯的に嘘をついたといえます。

もし私が越境したら、また同じバスケ部になるかもしれない。。

また目の上にタンコブができる。

そう思って嘘をついたのだと思います。

どんだけ我が子がかわいくたって、学校の先生が子どもの将来を考えないような
嘘をついて良いわけがない！

そう思ってうちの母親は未だにその事実がぶり返して怒っていました。

全てはタラレバーな話になるので、もう今となっては「まぁいいか」と思いますが、

親というのは我が子の可能性を他人に摘み取られるという状況になると
だいぶ怒ります。当たり前なのですが。

でも、まぁ大丈夫やでお母さん。

私は中学校の時陸上部に入って良かったと思っています。

天狗にならずに済みました。

たぶんミニバスしてたから最初から即戦力で試合とか出てたと思うんです。
そうすると、出れないで頑張ってきた先輩の気持ちとか分からないままやったと思うんです。

頑張ってもなかなか成績(陸上の）が上がらないことがこんなにしんどいことだって、
努力することを学べました。

高校に入って、自分の立ち居振る舞いがみんなの我慢の上に成り立っていたことを
知らずにやってきた各中学のエース級の人たちを見て、

こんなんならずに済んで良かった

と思いました。

(ゴメン）

陸上競技は個人競技だからこそ、言い訳できません。

だからおのずと自分に厳しくなります。

シンプルな競技だからこそ、記録を0.01秒縮めることがとても大変です。

だから仲間が自己新を出すと、みんなで喜んだものです。

自分しかいないから、チームメイトを大事に出来た気がします。

語弊があるかも知れませんが・・・

バスケ部にはイケズが多い気がします。

団体競技だからこそ、誰かを蹴落とす気の強さは必要かも知れません。

でも、それはイケズとは違う気の強さだということは、中学生には理解できなかったりします。

私もきっと中学でもバスケット部に所属していたら、違いが分かっていなかったと思います。

高校の時の同級生も途中から何となく気づいていきます。

「こんなことして誰が良い気持ちでプレーできる？学校生活を送れる？」

周りを思いやることが、結果自分に返ってくることに気づき始めます。

それは顧問の先生が言っていることや、上手な先輩の立ち振る舞いを見ているからです。

普通の公立高校のみんながワキ合い合いと楽しく笑顔でバスケットをしているのより
そりゃ凌ぎを削って吐く思いで頑張ってきた私立の高校が強いのは当たり前です。

覚悟や気持ちの強さが違いますから。

でもそれとイケズは別の話です。

普通の学校生活を楽しくきちんと送ることや、
仲間を思いやる気持ちは強豪も弱小も関係なく必要だと思います。

鈍感な私にとっては奇跡的なことですが、それを高校入学の時に肌で感じれた
それだけでも、中学で陸上部に入って良かったと思えました。

嘘ついてくれてありがとう

まではいきませんが、

まぁお母さんそんな怒らなくても大丈夫やで、騙されてないで！

くらいは言えます。

もうすぐ母の日ですねー☆

PS：

スマホ(Iphone)が割れました。

どうも、顔面からコンクリートに直撃したようです。

鼻歌歌いながら、チャーリーを立ち漕ぎしていたら・・

ポッケから飛び出していきました。

電話するとき、割れた液晶の破片が耳の中に入りそうなので、ラップでスケルトンカバー。

カバーを付ける前に付いてしまった傷から

蜘蛛の巣状にいってしまいました。

 

顔面は守れませんが、衝撃は和らげます。笑
ケースはいらんかねー☆

 

スケルトンケースの使い方↓