【GFMG】ハイポにお願いします。下に落ちるので。

仕事ハジメ早々胃腸をやられ
吐くわ下すわの大騒ぎ。

えべっさんのつもりで大真面目に
大国さんにお参り言ってた事が判明し。

そして。。。昨日。

2015年をまだ2週間しか体験していないのに
おみくじのパワーの無さを確信した。

工場長です。
まいど、どうも。

ダイキチ・・

ダイキチ・・

頂くメールにかなりの確率で
「こちらではインフルエンザがはやっていますが、神戸は大丈夫ですか?」
と書いてありますが、

みなさまは、どうでしょうか。
大丈夫ですか?

 

昨日夜、クラブチームの練習に参加させてもらったのですが
そのチームの人ではない2号の先輩も参加していて、
同じチームで5対5をさせてもらいました。

母体チーム VS 私たち寄せ集めチームです。

 

ゲーム開始数分したところで、2号の先輩(ガード)が
私に指示を出してくれました。

「ハイポにお願いします。下に落ちるので。」

バスケットボールには、色んな攻めが有ります。

どんなチームでも、
どんな選手でも、
どの位置でも、

ボールを保持した瞬間に狙うのは

シュートです。
(たとえ、相手のゴール下にいても意識として持っておく)

 

ボールを奪ったところからでは距離的に、物理的に、打てない時には
パスかドリブルをして、そこからいろんなプレーを作ってゴールを狙います。

私はそのプレーの選択の的確さ、確実さ=上手さだと思います。

そしてプレーヤーにはいくつかのレベルの段階があると思っています。

1、ゴールへの地図を作る事が出来る選手
2、できた地図にそってゴールを目指せる選手
3、地図を勝手に塗り替える、地図を読み間違えする選手
4、地図がある事に気がつかない選手
5、地図をまったく読めない(どこ迄進んでいるか解らない)選手

 

ゴールへの地図というのは、
フォーメーションとまでいかなくても
2対2だったり、3対3だったり。。。
こうして点を取りにいこうという意図だったり
オフェンスのプレーの形の事を指しています。

 

レベルがあがるほど、1、2の状態の時間が多くなり
5の状態である事が少なくなります。

 

1と2の選手が多ければ
初めて一緒にプレーをしても
複雑な合わせのプレーが出来たりしますが
普通はなかなかそうはいかないものです。

 

なので、チームで迷子の選手を作らならないように
かなりしっかりしたフォーメーションつくったり
セットプレーを徹底的にやり込んだりします。

 

ちなみにこれらは基礎的な1対1は出来る前提のお話ですので
2対2しようとしても、ボールキープが出来なければ
スクリーンをかけるコースを読めなければ
もっと手前の基礎練習をしなくてはいけません。

 

フォーメーションをしようにも
キープ力が無かったり
走るコースが適当だったり
パスができなかったり
シュートを決めれないのであれば、
ナビだけもって車のらずに
高速道路に突入するみたいなもんです。

目的地にたどりつかないばかりか
周りに迷惑をかけることが目に見えていますよね。

とっとと教習所(体育館)で免許(練習して)とって
車(技術)を手に入れましょう。

さて、先述の2号の先輩は、数分ゲームをするなり
これは、寄せ集めすぎてバラバラだから、地図(ゴールまでのルート作り)
が必要だと思ったのでしょう。

 

私によって来て、指示をしてくれました。
最初の指示が、これだったのです。

「ハイポにお願いします。下に落ちるので。」

よくあるフロアバランス

よくあるフロアバランス

さぁ、この指示で、このフロアバランスからどんな地図が見えますか?
またその地図からゴール迄いくつのルートが読み取れますか?

実際、この言葉からどんなプレーが展開したかと言いますと。

45度にパスをふったあと、トップからハイポスト立った私に
向かって走り出して来ました。

 

私は、普通ならボールの移動と共に45度の選手側に面を取り直しますが

基本のお話。

基本のお話。

先に指示をもらっていたので、45度の選手の方に向かず
トップの方を向いたまま、上から切れて来た先輩のディフェンスに
スクリーンをかけました。

33-1

スクリーンプレー

オーソドックスな3対3ですね。

ハイポストに立たせてパスだけふって、
「2対2!」とか「1対1!」とかいう
中途半端な無責任な指示ではなく、よせあつめであることを考慮して

自らが動き始めることで、プレーのきっかけを作ったのだと思います。

 

残念ながら、45度でボールをもらった選手は同じ地図が見えてなかった
あるいは、車にのれていなかったので、
そのプレーは成功しませんでしたが、、、、

その先の展開はいくつもあったと思います。

 

地図を作れる選手とやるとバスケットボールはとても面白くなります。
ルート通りにプレーが成功するとオフェンスだけでなく
不思議とディフェンスも良くなります。

 

1、ゴールへの地図を作る事が出来る選手
2、できた地図にそってゴールを目指せる選手
3、地図を勝手に塗り替える、地図を読み間違えする選手
4、地図がある事に気がつかない選手
5、地図をまったく読めない(どこ迄進んでいるか解らない)選手

 

これを読んでくれているあなたは、いま
1~5のどのレベルにいますか?

試合中、1~5どの意識でいれる時間が一番長いですか?

 

1~2になるコツ。

しりたいですか?笑

 

PS:さぁ、1月も中盤!そろそろ福袋は終盤ですよー。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

バスケ歴:松原第三中学校→府立松原高校→大阪薫英女子短大→日立甲府→大阪丸紅→ふれんど→大阪ガス(2016年3月退部)→

高校大阪3位と高校時代までの戦績は今ひとつながら、その後はチームメイトの活躍のお陰で大学生ではじめての全国大会を経験する。 その後所属した日本リーグ(現WJBL)、国体、全国クラブ準優勝、オールジャパン、全国実業団大会など様々な大会出場経験。

2007年にバスケットボールウェア専門ブランドGRIN★FACTORYを立ち上げ10年目を節目に法人化しGRIN FACTORY株式会社とする。 ちなみに実業団であった大阪ガスに復帰したのは36歳の時。半年ほど前に入部していた2号に出会う。※2016年学生時代のチームメイトに誘われ出場した日本スポーツマスターズ大会で2年連続全国準優勝を果たし、3度目の正直の全国優勝を狙っている。。。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 基本中の基本ですけど、サラッと言葉にしてやってくれるPGはなかなかいないですよね。こういうPGには、ピックアンドロールをかけにいっても応えてくれますしね。そういうプレーを組み合わせてDFを出し抜いて点を取るのがバスケの醍醐味だと思います。

  • 谷さん☆
    そうなんです、指示もしてくれるし、こちらがしたいプレーにも応えてくれるPGめったにお会いしませんよね。。私はセンターなのでコントロールしてくれるガードが欲しいと思いますが、ガード陣にはきっとちゃんとゴール下で点を取れる、リバウンドをしっかり取ってくれるでっかいセンターが欲しいと思われているんでしょうねー(苦笑)

    おっしゃる通りプレーの組み合わせでディフェンスを出し抜いたり、その組み合わせを読んでボールを奪うことが何よりも面白いですよね!!そしてそれが本当に難しい!笑

コメントする

目次