【GFMG】後悔③

 

なんか。。。なんか。。

 

なんか、めちゃくちゃ寒いじゃないですか!!!!

 

どうも、2号です。

 

 

土曜日、地元のクラブチームにお邪魔してバスケしましたが、待ち時間の間に
冷えて、危うく風邪をひきそうになりました。。

帰って、熱いお風呂に入って、ご飯モリモリ食べて、嫌いな薬飲んで即寝で無事回避!!

 

みなさんも体調にはお気をつけくださいませ。

 

 

さて後悔シリーズ、今回でラストです!

 

たぶん。笑

 

 

この土日、メルマガが発行されないものだから、やきもきしていたGFMGファンの皆様!
がいらっしゃるか、いらっしゃらないか分かりませんが!

続き書きます☆

 

 

続き

 

 

暖簾を一人でくぐるには、どうしても勇気が出なかったので、

一人の友人と一緒に行くことに。

 

高校時代は私と、その子と、何年も会ってない友人と3人組でよく一緒に居たので

 

 

「一緒に行こう」

 

と快く言ってくれました。

 

これまでも、その友人とはずっと「お店。。行こうか」と話はしていたものの

お互いきっかけをつかめず、足踏みしていました。

 

 

今回、同期の結婚サプライズ動画を作るということで「きっかけ」ができました。

 

そこで2人して「よし!おじちゃんのお店に行こう!」となった訳です。

お店の最寄駅で落合って、お店までの道のりで作戦会議。

「軽い感じでおじちゃんに聞いてみよ。」

とか

「動画の件で連絡とりたいけど、連絡先無くしてしまって」

とか

言えば大丈夫やんね!?

ソワソワ。。ソワソワ。。

 

でお店の前に付いて、今更まごつく私たち。

 

暖簾の先には店内が見えているのに。。

 

暖簾で隠れたおじちゃんを想像すると、なかなか一歩が出ません。

 

 

でも。。

「よし!!行こう!」と踏ん切りをつけて店内へ。

 

 

 

 

ずっと考えていた最悪のこと。

 

 

 

それは

友人がもうこの世からいなくなっていたらどうしよう。

 

ということでした。

 

 

私は一生、会いに行かなかったことを後悔し、償えない罪を背負って

生きて行かなければならないと思っていました。

 

 

大げさですよね。
でも本当にそう思っていて、なかなか会いに行けませんでした。

 

 

おじちゃんの顔を見て、あまりにその友人にそっくりなので
とても懐かしい気持ちが一気に溢れました。

 

 

そして、その勢いで

「あの、高校時代、娘さんと一緒にバスケットさせてもらっていた

 2号です。
 
 一度お店にも来させてもらったことがあるのですが、覚えていらっしゃいませんか?」
 
 
すると、私よりも一緒に来てくれた友人を覚えてくれていて

 

 

「覚えてるよ!!元気そうで何より!」

 

と笑って迎えてくれました。

 

話していくと、私のことも思い出してくれて、ひとまずホットしました。

 

ここまで来て、友人の事を尋ねないわけにはいかない。。

 

 

意を決して、でもなるべく柔らかく話を切り出しました。

 

「今回、高校の同期の結婚式で流すサプライズDVDにH(友人の名前)も誘いたいんですけど、

 連絡先が分からなくて。。
 
 教えていただけないでしょうか?
 
 そもそも、、
 
 
 
 Hは元気ですか??・・・
 

一瞬おじちゃんの顔が曇ったのが分かりました。

 

 

 

ドキ

 

 

 

 

 

え、まさか。。

 

 

 

 

と、次の瞬間

 

 

 

「元気ですよ。

 

元気だと思います。

 

 

ニコっと微笑んで答えてくれました。

 

 

心に安堵の波がふわぁ~と流れていくのが分かりました。

 

でもなんで「思います」?

 

 

 

今は大阪で暮らしていること。

 

実はおじちゃんも一時Hと音信不通だったこと。

 

そして今もあえてあまり会っていないこと。

言いにくいこともきちんと話してくれました。

 

大学の時いじめにあって、そこから少しずつ歯車が色んなところで狂ってしまって

でも何とか今、正常な関係に向けてゆっくり進んでいること、他人の私たちなんかに

隠さず教えてくれました。

 

 

だから、私も私が知っていること、Hから聞いた話をおじちゃんに話しました。

家に行ったこと、そこで聞いたこと。。

するとおじちゃんは「あなたでしたか!Hに会いに来てくれた友人というのは!」と言って

笑ってくれました。

 

 

Hがおじちゃんに私のことを話してくれていたようです。

「でも、私その後会いに行かなかったんです。。」

そう言いましたが、おじちゃんは気に留める様子もなく

「Hに電話してみたらどう?」

 

と言ってくれました。

そしてその場でHに電話をかけてみました。

出てくれるかな。。

知らない番号からだったら取らないかも。。

 

 

 

「はい。。?」

 

 

8年ぶりに聞く友人の声でした。

 

 

「私!2号!元気やった??
 覚えてる??」
 
 
 
 
「久しぶりー!!覚えてるよ!!元気ー!!??懐かしいわぁ!」

そこからはもう高校生に戻ったかのよう、何年ものブランクなんか無かったかのように

自然にあふれ出る話題にわきました。

 

 

ずっと言いたかったこと。

 

 

「私、Hに会いに行くって言って行かずにごめん。

 ちょっとしてからお家行ったんやけど居なくて、手紙も戻ってきて。。
 
 連絡せずにごめんね」
 
 
 
 
 
 
「いやいや気にしてないよ!あの後直ぐ引っ越しして、私からも連絡せんかったし。
 ごめんね」
 
 
 
 
 
 
 
 
何年も抱えていたモヤモヤが晴れていくようでした。

自分だけでは救い出せない暗闇に友人が入り込んでいたのに、助けられなかったのに

ごめんねと言いあうだけで、お互いに取り巻いていた黒いモヤモヤが

すーっと霧が晴れるようになくなる感覚がしました。

もう何年も会ってなかったのに、約束を破ったのに、そんなことお構いなしで
すっと高校時代に戻れるのは同じ釜の飯を食べて、共に闘った仲間だったからだと思います。

 

喧嘩したり、言い合いしたりしても、やっぱりどこかで繋がっている☆

 

その日ばかりはおじちゃんも私たちと一緒になってお酒を飲んで、

ギターを弾いてくれて歌ってくれて、とても楽しそうでした★

 

久々に娘と会話できたことが嬉しかったのだと思います。

 

 

その子も出演してくれたその動画を持って、3人でおじちゃんのお店を再度尋ねようと思います。

 

あ、その子(H)は知らない間に3歳の男の子のお母さんになっていたので、
4人でおじちゃんに会いに行こうと思います。

 

今一緒にいる友人を大切に。

離れていても、ずっと友達でいれる友人を大切に。

うまく纏められないけれど、もしあなたの中に黒いモヤモヤがあるなら
何年か後でもいいから晴れる日がくれば良いなと思います。

 

勇気一つで晴れることもありますよ。

 

「きっかけ」をうまくスイッチにできるといいですね★

 

 

 

終り

 

 

 

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この記事を書いた人

バスケ歴:松陽ミニバス→中学は陸上部→甲子園学院高校→園田女子大→大阪ガス(2016年3月退部)

小5で始めたミニバスで将来を嘱望されたが、地元中学にバスケ部がなかった。周りからは越境も勧められたが陸上部に入り、全中出場を果たす。 その後兵庫県でNO,1だった甲子園学院に中学未経験ながら堂々入部。 入学時はバッシュもなく底を綺麗に拭いた運動靴で練習をし見かねて顧問の先生からもらうなど、様々なエピソードの持ち主。「涙は分泌物」と言い放ち、心が鉄のように動かないため、鉄子とも言われている。

大学卒業後は一般企業に勤め、数年プレーしない日常を楽しんでいたが、会社の飲み会にてたまたま大阪ガスの試合に誘われ流れのまま入部。 工場長と出会う。チームでは常に30点は得点あげていた絶対的エース。

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