三笠山と富士山とエベレスト【GFMG】

さぁ、今日こそ、試合で頑張るぞと昨日の朝 駐車場についたとたん、

バスケットボールとは別のシビアな 戦いがまた始まったことを

空気

で悟った 工場長です。

まいど、どうも。

控えめなアングルで

控えめなアングルで

  くっそー!

 

    平行して(?)戦って来た近畿大会。

 

あっという間に最下位争いに進出決定。

最終の試合まで1ヶ月ちょっとあるのでどうにかしたい。

 

個人的にはオフェンス力を!と思うのですが センスがいかんせん無い・・・

バランスと力加減がよろしくない。

 

センスを超えるだけの練習しようにも、

練習相手が居ない。 個人練習だけでは・・・やっぱりだめだなーと。

 

ちなみに2敗しておいてなんですが・・・

 

春に岡山でした試合(100点差負け)の1試合の方が 2試合終えた今日の感じよりもダメージがでかかったです・・・

 

ますます全国とは、だいぶ差があるんだなと実感しました。

おそらくその岡山で100点差で負けたチームは、

全国ナンバー1をめざし 土曜負けたチームは全国で決勝トーナメント進出を目指している・・・。

※近畿のチームは長らく全国大会の予選リーグを男女とも突破出来ていなくて レベルが低いと言われています。

(その全国大会にいけない私たち・・・ずーん)

 

  私たちのチームの目標が最も低く「全国大会出場」です。

 

そんなその目標も土日の連敗で今年も果たせないことが決まりました。

昨日の試合の為に練習して来たのですが・・・

 

 

  目標の高さに向けて、練習の質と量が代わります。

 

どれくらいすれば、勝てるかが解らないのが勝負の厳しいところですが

「まず1勝のチーム」と「全国トップレベルを現実に目指すチーム」は

個人一人一人の意識も、普段練習以外の時間の過ごし方も違うでしょう。

 

目標によって、行動が決まり、それに向かうだけの覚悟、責任も追加されます。

 

ちょっとコンビニに行くのに覚悟は要りませんが、

富士山登るには覚悟が必要です。

薫英短大時代に高校生が練習前に円陣組んで朗読していた詩に それが良く分かるものがあります。

 

第一歩

十里の旅の第一歩 百里の旅の第一歩 同じ一歩でも覚悟がちがう

三笠山にのぼる第一歩 富士山にのぼる第一歩 同じ一歩でも覚悟がちがう

どこまで行くつもりか どこまで登るつもりか

目標が その日その日を支配する

 

 

    十里は39.27キロ 百里は392.7キロ   富士山は標高3,776 m・・・

奈良県の三笠山(若草山)は標高342m

(三笠山は国内に沢山ありますが有名な感じのをチョイス・・・)

三笠山(若草山)奈良県のHPより

三笠山(若草山)奈良県のHPより

  目標の高さによって、やるべきことが変わってきます。

どんな山に登りたいのか。

 

頂上からの景色を見る(目標達成)には

  その山はどの位の高さ、険しさなのかを把握しておく必要があります。

 

ここの見積りが甘いと頂上にたどり着くことが出来ません。

下山あるいは、下手すると遭難します。

 

(うちのチームは遭難中かも)

 

  もちろん、三笠山から見える景色 富士山から見える景色

エベレストから見える景色 は同じではありません。

 

そこに行くのが大変だからこそ、限られた人しか見れないからこそ。です。

 

そして、大事なのに、分かりにくいのが 今自分はどの高さにいるのか・・・・です。

標高1mからと2000mから登るのとではかなり違います。

三笠山程度の標高の低い所にいる私たちが全国(富士山)に行きたい!というのはおこがましいです。

 

それで?まじで?と我ながら思います。

 

でも、だからって目標を低くする必要は無いとも思います。

富士山は登ることができる山だからです。

可能性はゼロではないと思っているからです。

監督、コーチも居ない選手7人、大学では3部?2部?で 戦って来ている選手がほとんど、

平均年齢は多分10以上上・・・ 平均身長もかなり下・・・の何重苦(笑)

の私たちは、 昨日コーチも選手もそろえているチームに28点差で負けました。

 

全国まであと30点です。 正直、かなり遠いです。

が、ゼロではありません。

 

見ていた周りはゼロだと思っているかも知れませんが、

少なくとも、私たちはゼロだと思っていないので 合宿練習もするし、

練習を休むにはそれ相当の理由が必要です。

 

それ相当が個々により違いますが・・・

 

そんな弱いながら、下手ながらも、なかなかあきらめない 私たちを応援してくれる人も沢山います。

自分の為に、そんな応援してくれる人たちの為にも全員が心から勝ちたいと思っています。

 

可能性を信じれるからこそ、目標を持てる。

 

でも、残念ながら、年を重ねるにつれ、高い目標を持つ人が減っていきます。

私と同年代で実業団で全国大会に出たいと思い練習をしているバスケット選手は何人居るでしょうか?

 

  数えるほど。 というか、私だけかもしれません・・・(笑)

 

  そもそも高い目標を持つことが減るのは それは、

年を重ね、身体が動かなくなってくるから・・・

ではなく、

 

 

  「経験」によりこの可能性をゼロ、

あるいは限りなくゼロに近いから無理だと判断するから

 

だと私は思います。

 

諦めも肝心という言葉もありますし、

身体が動かなくなることで 可能性がぐっと少なくなるのもありますが、「

少ない」と「ない」とでは随分違います。

 

少ないをゼロだと経験が判断するのだと思います。

諦めが肝心だと、カッコいい言葉で納得します。

  可能性がない、あってももうそこまでやるのは無理と思うのなら、

金曜の2号のブログの記事にあったように努力することは困難だと私も思います。

金曜の記事「パンを踏ませたのは私~事件のあとがき

 

「ようやるわー。」 昨日も試合終った後に年下の人から言われました。

見た目にボロボロでとても格好が悪い、辞めといたらいいのに。 と思うのかも知れませんね。

 

その人の立場から、一般的に見れば・・・ 確かに・・・ようやってるよな。

と思い、その時ちょっと我に返り、やや、ずーんとします(笑)

 

  でも、やっぱり、私自身は普段はまだ可能性は有る。

ゼロではないと思っています。 と思っています。

 

格好は良くないでしょうけどね・・・

 

図々しい(笑)けど、その人たちよりは少し標高の高い場所に居るから今見えている景色も 違います。

 経験から諦めを見つけるか 経験から可能性を見つけるか。

まだ、後者でありたい。 と思います。

 

 

 そんなあきらめない大人がもうちょっとくらい居てもいいと思っています。

 

 PS:猫の・・・対策にいい案あれば教えて下さい・・・

 

 

 

【GFMGは、バスケットボールブログです。】
GRIN★FACTORY工場長&2号が、現役選手としてこうありたいという想いを 日々綴るバスケブログです。
ミニバス選手や中高バスケ選手とその保護者さんにもコメントやメールを沢山頂き、
私たちも励まされています!
ぜひ、ひと味違うバスケウェアブランドGRIN★FACTORYのブログ、お楽しみ下さい。

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この記事を書いた人

バスケ歴:松原第三中学校→府立松原高校→大阪薫英女子短大→日立甲府→大阪丸紅→ふれんど→大阪ガス(2016年3月退部)→

高校大阪3位と高校時代までの戦績は今ひとつながら、その後はチームメイトの活躍のお陰で大学生ではじめての全国大会を経験する。 その後所属した日本リーグ(現WJBL)、国体、全国クラブ準優勝、オールジャパン、全国実業団大会など様々な大会出場経験。

2007年にバスケットボールウェア専門ブランドGRIN★FACTORYを立ち上げ10年目を節目に法人化しGRIN FACTORY株式会社とする。 ちなみに実業団であった大阪ガスに復帰したのは36歳の時。半年ほど前に入部していた2号に出会う。※2016年学生時代のチームメイトに誘われ出場した日本スポーツマスターズ大会で2年連続全国準優勝を果たし、3度目の正直の全国優勝を狙っている。。。

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