【GFMG】前提を忘れないこと。

今週末試合です。

この大会の為に練習を1年間して来ました。

昨日はチーム練習最後の日。

 

膝の調子がイマイチなこともあり、後日に響きそうな一部練習は抜けて

じーっとみているとなんの為にこのプレーを練習しているのか 解って無いことが良く分かりました。

そりゃ、いくら練習しても試合では何も出来ない。

 

なかなか勝利の道は険しい。

工場長です。

まいど、どうも。

やっぱ、これ・・に落ち着く

やっぱ、これ・・に落ち着く

  ・・・・ スクリーンを使え。 ボールをもったら1対1を狙え。

ディフェンスは・・・

  真面目な選手ほどコーチの言われていることを形にそって 徹底しようとします。

 

結果、真面目ゆえに・・・

全く巧くならないという・・・・

ベリーベリー、残念な真実。

 

 

指示や物事には必ず前提があります。

 

バスケットボールがうまい選手になることにおいて、

ボールやバッシュ、コートを大事に扱うことはいちいち言われなくても 解っているべき大前提ですし、

シュート1本決めることが出来ることより 挨拶や礼儀がきちん出来る方が先、

それが前提です。

 

フォーメーションの練習では、 抜ける、打てるとみなし、わざとやらずに

最後のチャンスまで持っていって形を覚えるようなことをしますよね?

 

でも、練習をくり返し繰り返ししているうちに

フォーメーションの最終的な綺麗な成功形を追うことだけが

最後のシュートだけが頭に残り 途中にあるチャンスをわざとではなく、

「すっかりわすれて」 しまうことは良くあることです。

(うちのチームは典型的なこのタイプ)

 

 

フォーメーションはなんの為(前提)にするのでしょう?

もちろん点を取るためですが、 それはバスケットボールの前提なので・・・

 

少ししぼると

 

フォーメーションをする狙いは

5人が約束した動きの中でチャンスを作り得点を決め、

リズムを作ることです。

 

 

フォーメーションが決まるとチームは落ち着きます。

何をしていいのか解らないとか、脚が止まった時、 流れが悪くなりかけた時、

ミスが立て続けにおこった時などに フォーメーションを指示し、

成功させるガードは文字通り指令塔として 素晴らしいと思います。

 

たまたま打ったシュートも2点ですが、 全員が意思統一して決めた2点は厚みが違うものです。

 

でも、せっかくガードが指示してくれたフォーメーションの

練習中に「わざ」と逃していたチャンスの数々を すっかりわすれて練習を積み重ねていたとしたら、

どうでしょう。

 

果たして、ガードの思惑はあたるでしょうか?

練習の成果は発揮できるでしょうか?

フォーメーションのしょっぱなからつまづくんじゃないかなと思います。

 

  そして、このフォーメーションの前提にもまた前提があります。

それは、ハーフコートまでボールを運んでくるくらいのレベルのガード陣が居ること。

 

ボールを14メートル先へ運べないガードに、今やるべきフォーメーションを選択し 指示することはとても困難でしょう。

 

【スクリーンを使え】

と指示をされたとしても、自分のマークマンが下がっているのなら

スクリーンをかけてもらう必要はそもそもありません。

スクリーンを使えというのは、 (ボールをもらうことが難しければ) という前提があります。

 

 

【ディフェンスは、早めにスイッチしろ】

という指示にはもちろん、

(きちんと、1対1で守った上で、間に合わない、

スクリーンに掛かってどうしようもないと判断したら)

 

という前提があります。

なんでもかんでも、スイッチしていたら ミスマッチを狙われ、

一番小さい選手がゴール下でくるしむハメになります。

当たり前のこの前提。

前提を忘れると結果が出ません。

 

でも、つい目先にとらわれ私も忘れがちです。。。

だから解るんです(笑)

 

試合前に書いて整理しておこうと言う魂胆(笑) 長くなりますが・・・

ちなみにプレーヤーだけでなく、 応援する側にも前提があります。

 

これは、人それぞれだと思いますが、前提を思い出す質問をします。

「なん(誰)の為に応援しているのか?」

おそらく、自分の為では無いはず。

応援する対象(子供、チーム、個人、団体)の為のはずが、

いつの間にか自分自身の欲求を満たすためになってるのでは? と思うことがあります。

 

某プロ野球チームのファンなんてまさにそんな節がありますよね。

 

プロなので、ファンの為・・・と言いますが もっと根元には彼らは、

自分が野球がやりたくてその為に 努力して、自分の為に、生活の為に、

ファンの人に言われなくても必死に頑張っています。

 

(これをファンにいうと、100%嫌われ、 そもそも生活できなくなりますのでそんなこというバカはいません)

 

どんな風に見えたとしても選手は少なくとも、ファンより必死に戦っています。

ファンはその試合を応援すればいいですが、選手は日々毎日試合の為に準備しています。

打てなければ、勝てなければ、クビ・・・まさに生活掛かっていますから。

 

生活をしていくという当たり前の前提があってこその 「ファンの為に」です。

 

子供が自分が思うほどの活躍をしてくれない時 応援してた選手が、

不甲斐ないプレーをした時 チームが勝てない時 ファンがしてほしくないような行動、

発言をした時   うらぎられたような気持ちにもなり・・・

 

こんなに応援してるんだからちゃんとしろ、頑張れ。

応援したってるんやから頑張るだけの責任がある。

 

なんて・・・・   もちろん応援されている側には、

応援してもらっている責任があります。

頑張らないとダメです。

 

でも、応援する側にも責任と前提があります。

 

してやってる応援になってないでしょうか??

 

  つい、人間、熱が入れば入るほど、気持ちがあればあるほど これだけやっているのに、

解ってもらえない。 と自分の感情を押しつけがちです。

 

解ってもらう為に応援していた、 練習していた、 頑

張っていた、 訳ではないはずなのに。。。

 

いつの間にか当たり前過ぎて見えなくなるのが前提です。

 

今持っている感情が伝わって当然。 見返りがあるもの。だと思い込んでしまう。

 

 

私も昔よく失敗して、一人でイライラしてたもんです(笑)

 

見返りを求めた段階で応援は応援でなくなり、 頑張りも自分の為でなくなります。

そして・・・   何をするにも、健康な身体がいる。

生きている必要がある。

やっぱり、当たり前すぎて忘れがちなことまだまだいっぱいありそうです。

 

PS LINEスタンプ数がそろってきました!

場面にあうのか、使えるのかもう少し考えて審査に提出します☆

もうちょい!

もうちょい!

 

【GFMGは、バスケットボールブログです。】
GRIN★FACTORY工場長&2号が、現役選手としてこうありたいという想いを 日々綴るバスケブログです。
ミニバス選手や中高バスケ選手とその保護者さんにもコメントやメールを沢山頂き、
私たちも励まされています!
ぜひ、ひと味違うバスケウェアブランドGRIN★FACTORYのブログ、お楽しみ下さい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

バスケ歴:松原第三中学校→府立松原高校→大阪薫英女子短大→日立甲府→大阪丸紅→ふれんど→大阪ガス(2016年3月退部)→

高校大阪3位と高校時代までの戦績は今ひとつながら、その後はチームメイトの活躍のお陰で大学生ではじめての全国大会を経験する。 その後所属した日本リーグ(現WJBL)、国体、全国クラブ準優勝、オールジャパン、全国実業団大会など様々な大会出場経験。

2007年にバスケットボールウェア専門ブランドGRIN★FACTORYを立ち上げ10年目を節目に法人化しGRIN FACTORY株式会社とする。 ちなみに実業団であった大阪ガスに復帰したのは36歳の時。半年ほど前に入部していた2号に出会う。※2016年学生時代のチームメイトに誘われ出場した日本スポーツマスターズ大会で2年連続全国準優勝を果たし、3度目の正直の全国優勝を狙っている。。。

コメント

コメントする

目次