武器はただひとつ「笑えない」【GFMG】

下半身が浮腫み気味なので、血行を良くしようと夜頑張って足湯をするのですが、

汗をめっちゃかくので水分をいつもの2倍くらい摂取することになり、

結果朝起きると今度は顔がめっちゃ腫れている

 

どうも人間ポンプ2号です。   寝る前の水分には要注意です。

 

今日は平日なのですが夕方から試合です。 社会人なので集合に四苦八苦です。

 

社会人といえば、学生の時週に1・2回だけバイトをしていて、 そこで初めて長時間学校以外の大人と、

一緒に何かをするということを 体験し社会人を間近にみました。

 

学校の先生も変だけど、一般の社会人も違った意味で変な人多いな。。

 

と学生ながら思っていました。 (きっと私が一番変やけど)   まぁそれを楽しんでいたし、

 

個性だと思っていたのですが、 何年か経って思い返しても なんとも個性豊かな人たちが私のバイト先の社会人には多かったように思います。

 

バイト先はお好み焼き屋さん(担当はホールでの接客)。立派なチェーン店(少し高級)

・ブチキレ癖のある滑舌最悪の店長。(店長にも接客業にも向いてない笑:男) →古田新太と彦摩呂を足して2で割ったような顔

・主任だけど全店舗唯一のバイト主任(実家暮らしで定職につこうとしない:男) →目つきが妙に鋭いのに笑顔を頑張って作って、

逆にめっちゃ怪しい顔になって、 お客さんに怖がられてることに気づいていない。

・目線をお客さんと合わせられない社員(ずっと天井を見ている:女) →あまり接点は無かったけど、みんな曰く「ロボット」

 

多彩。。

 

  よし!この人に付いていこう! 頑張ろう! と思える社会人は誰一人いない。。

 

なのでバイト仲間とはめっちゃ仲良くなりました。

 

うちらで何とかしないと!!と団結力が増しました。

 

バイト仲間とは今でも集まるし、バイト同士で結婚したカップルもいます。

 

良く2人でご飯に行く友達もこの時のバイト仲間です。

 

残念ながらこのバイト先は私が社会人になってほどなくして閉店。

 

あの時の大人御三方にはそれ以来会ってないです。元気でしょう。

 

滑舌最悪の店長の前任には女性店長がいて、私が入るのと入れ替わりくらいにその女性店長も交代で居なくなったのですが、

採用面接をしてくれたのはその女性店長でした。

 

今でもその時の女性店長には会うことがあって、その時の面接の話をネタに盛り上がります。

(今は個人で居酒屋さんを営んでいらっしゃいます。そこに飲みに行きます)

 

以前、工場長が恩師に「女の子は笑顔でいなさい」と言われた話を書いていましたが、

当時の私はまーーーーったくその「笑顔」を作ることができませんでした。

 

というか愛想笑いとか知らなかった。   面白くもないのに笑えないし、真剣な話をしてるのに笑えません。

 

でも、社会人ならばというか、人と話をする時は適度な相槌や 笑顔で話を聞くという態度は、

円滑に物事を進めたり 人間関係を築く上では必要なこと。。   今ならわかります。

 

ましてや接客業の面接。   (そんなんで良く受けようと思ったな。。)

 

週に1・2回で良くて時給が900円を超えているのはここくらいで 是非ともここでバイトしたいなーと思って受けたのですが。

 

女性店長曰く「ぜんっぜんそんなん伝わってなかったで」ということでした。(残念)

 

ただ淡々と質問されたことを誠心誠意答えるのみ。

淡々と。

ニコリとすることもなし。

 

相手の目を見て誠心誠意答えるのみ。

じーっと。

ニコリとすることもなし。

 

そもそも「面接を受けにきました」という私を見てその女性店長は 「落とそう」 と思ったらしいです。

  ひどい話や。

 

頑張って、それなりにドキドキして来たのに。

 

  まぁ華の女子大生なのに化粧っ気もないし、服装も華やかだったわけでもなく(超普段着) いたって真面目に地味な私を見て

 

「無い」 と思ったと。 (同時期に面接に来ていた他の女の子は華やかで即合格でした)

 

  その女性店長さんの理論は一理あります。

 

言ってみればたかがバイト。 飲食業のバイトで見た目がめっちゃ良いわけではないのに愛想もない。

これやったら、中身ちゃらんぽらんでも見た目が良い方がいい。

はっきり言ってすぐ辞めるかも知れないバイト、 見た目でしか選んでない。

 

  納得

 

見た目もダメで愛想もダメな私はどこにも合格できるものを何一つ持っていませんでした。

 

あらま。笑

 

 でも日々真面目に生きてきたことは嘘をつきませんでしたよ。

ここからです。

 

その女性店長さん、速攻落選の私を見ながら

「このまま、はい、さいなら!は、いくらなんでも可哀そうやし、一応面接してから落とそう」

と考えてくれて、面接をしてもらえることになりました。

 

    そんなことはつゆ知らず、面接に臨む私。受かるぞー!←痛々しい。。

 

    その時の面接で何を聞かれたは全く覚えていません。

たわいもないことを聞かれていたと思います(だって落選決定だったから)。

でもその時の私にできることは、

 

誠心誠意聞かれたことに対して真面目に答えること。

 

武器はただ一つ、これだけです。

 

愛想笑いも、愛想も、話を盛ることも、自分を良く見せるための話術も 空気を読むとかもなーんにも持ってません。

 

その女性店長さんは面接を進めていくにつれてこう思ったそうです。

 

「めっちゃ誠実なええ子やなー。めっちゃええこやのに全く笑わん。。 どうしよ。。」

 

いつの間にか落選決定から、あと一歩のところで合格のところまで来ていたのです。

 

でもそんなこと私は知りません。(空気読めないし)

女性店長さんは何とか私を合格させたい。

でもあと一歩絶対必要な笑顔が見られない。

 

そこで助け舟を出します。

 

「うちでバイトしてる女の子はみんなカワイイねん。見てみて」

 

周りを見渡す私。

 

「・・・確かにそうですね」

「何でやと思う?」

「・・?。すみません、分かりません」

 

「それはな、みんな笑顔がステキやからやで。」

 

「・・はぁ(もう一度見渡す)。確かにそうですね。」

 

・・・・おい!ってなったそうです。 少しくらいニコリとせんかい!って。

 

「だからうちは笑顔が出ない子はバイトできへんねん」

「・・・そうですね。」

 

・・・・おい!!

 

 

そんな助け舟を何度もスルーし、面接終了。

 

ただ溺れることなく立ち泳ぎで生き延びている私。

 

そこにでーっかい助け舟。

 

「最後に、、、。2号さんは笑えますか?」

 

 

ド直球。

 

 

「あ、はい」

 

ニコリ。

 

出ました!

初ニコリ!

 

やっと合格という岸に辿りついた私でした。

 

ただ疲れたのは、立ち泳ぎの私ではなく、

助け舟をたくさん出す羽目になった 女性店長さんの方だったと思います。

 

この女性店長さん、なんだかんだ言ってとても面倒見のいい人で、 選ぶバイトメンバーはまんべんなく

1.見た目Goodな人

2.仕事のできる人

3.全然できなくて、ここを落とされたらどこにも雇ってもらえなさそうな 人間味があって根は良い人

 

と言う感じでワイワイしていました。

3を雇うあたり面倒見が良いなーと思うわけです。

 

ちなみに私はどこにも属せていませんでしたが笑

 

嘘をつかない、

相手の言うことに対して誠心誠意答える。

運動をしてないと身に付かなかったかもしれないこの武器。

 

武器は1つしかなくても、相手の気持ちを動かすことができるときもあるのだと (時間はかかるけど)

面接から何年も経って、女性店長さんと思い出話をして気づいたことでした。

 

こんなに助け舟を出してもらっていたことも気づいてませんでした。。

すみません。

 

確かに武器をたくさん持っている方が、良いときもあります。

 

時間をかけずに目標に到達することができるでしょう。

 

ただ 小手先のテクニックはいずれバレます。

 

その武器をしっかり自分もものにするまでに やはり時間がかかります。

じっくり自分の武器を磨いていこうと、思いました。

 

そんな感じで気づいたら武器がたくさん!ってなっているのが理想です。

 

 

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くまおー!

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この記事を書いた人

バスケ歴:松陽ミニバス→中学は陸上部→甲子園学院高校→園田女子大→大阪ガス(2016年3月退部)

小5で始めたミニバスで将来を嘱望されたが、地元中学にバスケ部がなかった。周りからは越境も勧められたが陸上部に入り、全中出場を果たす。 その後兵庫県でNO,1だった甲子園学院に中学未経験ながら堂々入部。 入学時はバッシュもなく底を綺麗に拭いた運動靴で練習をし見かねて顧問の先生からもらうなど、様々なエピソードの持ち主。「涙は分泌物」と言い放ち、心が鉄のように動かないため、鉄子とも言われている。

大学卒業後は一般企業に勤め、数年プレーしない日常を楽しんでいたが、会社の飲み会にてたまたま大阪ガスの試合に誘われ流れのまま入部。 工場長と出会う。チームでは常に30点は得点あげていた絶対的エース。

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