【GFMG】恩師の訃報

土曜の朝、高校バスケ部の恩師の
訃報が飛び込んできました。

 

昨日は告別式だったため
GFMG発行できませんでした。
すみません。。。

 

突然の旅立ちに、お通夜、告別式ともに参加して
お別れしてきたにも関わらず実感がありません。

 

今月は波乱万丈でぜんぜん落ち着かない
工場長です。
まいど、どうも。

 

 

先生のお手伝いで外部コーチしたり
チームのウェアを作ってくれたり
卒業後もなにかとつながりが有ったのですが
退職され、先生がバスケットボールから離れてたこともあり
ここ数年ご無沙汰してたのですが
まさか。。。です。

 

お通夜が終わっても長々と会場にいて
1つ上の先輩たちと2学年10人ほどで
先生の亡骸を前に高校時代の思い出話をする私たち。

 

私たちが教わっていた頃は先生もまだ若く
普通にグーやパーがとびかってた時代です。

（グーはないかw）

 

私のように高校以降もバスケットボールを続けた教え子たちは
その後もそれなりに厳しい環境を継続して経験していることもあり
「あれがあったからこそ！」とかなんて美化しがちですが

高校でバスケット選手生活を終えた人たちは
（実は半数以上います）
バスケットボールの記憶＝パーだったりするみたいで
お礼参りをしたろと思ってたのに！なんていいながら
それでも、駆けつけ別れを告げにきていました。

今にも起き出してきそうな穏やかな顔の先生の前で

あの時は濡れ衣でパー！だった

ジャンピングパーされてたなー！！
コートの端から端まで往復パー！されてたよなぁ！

 

あっはっは！
と爆笑。

 

先生聞いてる！？
とか言いながら。

 

 

先生の急な指示の変更（しかも真逆の方に変更する）に
毎回いい加減にしろ！なんでやねん！と思ってた！とか

 

今はすぐ親がでてくるけど
私らの時は親も顔にパー型つけて帰ってきても
むしろ笑ってきたりして、全然寛大だったとか

 

あの合宿の時はこうだった
あの遠征はこうだった

 

などなど

 

ムカついたよなぁ！
辛かったよなぁ！

と爆笑！

 

ご家族のみなさん、大変失礼しました。

 

その後時代の流れや、先生自身も親になり指導方法もガラリと温和路線へ変更。
でも、その路線変更してからは成績の上昇もなかったように記憶しています。

 

ただもう、それでもよかったのだと思います。
先生的にはバスケットボールだけにかけてた時代は親になった時点で
終わったのでしょう。

 

バスケットボールだけに人生をかけている指導者や選手がいるチームに
家族も、学校も、生徒も、大事！にしている
バスケットボール指導者や選手が勝つのはやはりちょっと難しい。
かけてる比重や時間がちがいすぎますから。。

 

それに

私たちの世代はあのキツさの上にあった成績や数々の勝利経験を感謝していて
下の世代は楽しかった、優しかったバスケットボールが好きになったと感謝しているようですから
先生にとってもいいバスケットボール指導者人生だったのではないかなと勝手に思っています。

私自身当時「いい先生」と思ってたかといえば・・・ですが
高校時代に先生の指示に徹して歯を食いしばって耐えた経験が
私のバスケットボール人生を決めたことは間違いないので
指導してもらったことに感謝しています。

 

今この私がしている仕事も先生はずいぶん宣伝してくれてたようです。

 

短大を特待で行けたのも
その上の日本リーグチームに行けたのも
高校時代があったからこそ。

 

 

こんな機会だったのはとても残念ですが
同期や、先輩と連絡がスムーズにとれるようになりました。

 

短大もそうですが
お葬式単位で再開するのはやめよう！
ちゃんと集まろう！

 

と誓いあって別れました。

 

奥田昭典先生
ありがとうございました。
ご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

PS:2011年3月21日　（6年前）
80人くらいの教え子を集めまくって
先生の定年パーティをしました。

その時記念品を！と作ったデザインしたタオル。
版代を計算してなくて、その分赤字（私がかぶったｗ）
だったのも、もはやいい思い出です。