【GFMG】もっとシンプルでいいと思う

昨日、どうも家族で仕事だったのは私だけだったようで

朝駅まで送ってもらいました。

世の中はお盆休みだったようですねー。

私あんまりお盆休みに縁がない仕事が多いもので感覚が無いのですが。
(衣類メーカーの休み通知が来てやっと思い出す毎年。)

 

なので帰りも駅まで迎えに来てもらったのですが、駅前のコンビニ「Dailyヤマザキ」の前に
妹の姿。

お迎えは実家に来ていた(というか、いつも居る)妹が来てくれたようです。

が、何やら様子がおかしい。

トイレに行きたいようなもじもじ?地団太踏むような感じ?で手招きしてくる。

「早く早く!」

慌てている様子で手招きしてます。

え?何やろ?

と思って足早に近づくと

「100円ある?」

「は?え?あるけど。」

「ちょっ、ちょっと100円貸して!」
(ここでいう貸しては「頂戴」と同義語)

とせっつき気味に手のひらを出してきます。

 

 

100円玉を手にした妹はそそくさとDailyヤマザキの店内へ。

 

何事!?何かほしいものがあるのかな?

 

 

 

それにしても様子が変や。。

 

 

と思い、私も店内へ。

 

すると既に買い物ビニル袋に入れられた商品と、お会計を待つ店員さん。

500円玉を握りしめてお菓子やら何やらをレジへ行ったはいいけど

どうしてもポッキーが食べたいと我慢ができなくなったらしい妹は

「ギリギリいけるかな?」と思ってポッキーを足したら83円オーバー。

 

そうお金が足りなかった。

 

普通はポッキーか他の返すでしょ。

「あと少しで姉(財布)が帰ってくるので、ちょっと待ってもらっていいですか」

と図々しくそのままの状態で3分ほど待たせていたらしい。

 

「え、待ってもらってたん?」

 

「え、うん。(へらへら)」

「へらへらすな。あかんやろ」

 

「え、う、うん(へらへら)」

 

「いいか、大事なことやから言うとくけど

 お金ないのに買い物したらあかんぞ 😡 
 
 
へらつく妹と店員さんに聞こえるように大声だしたら
店員さんも笑ってました。

 
 
 
「え、うん、ごめん。(へらへら)」

 

へらへらすな!

しかし。妹って強いわ。

とやっぱりそう感じた

どうも、2号です。

そーゆーの田舎しか通用しないから気を付けてや。

 

さて、

 

先日の日曜日は、審判の資格を取る気はさらさらないけれど
審判講習会に出ないといけなくなり、冷房の効いた快適な体育館へ。

インターハイブースより暑い場所へこの夏は行ってません。w

 

講習のあと、ハーフで5対5しているゲームの審判をしたのですが
本気ではなく(なぜなら審判のためのゲームだから)
やらせ的にファウルをしたりとラベリングをする。

 

それを吹く。

となんとも、よくわからない形式だったので何とも吹きにくく。苦笑

しかも言ってはダメですが、そんなに上手なプレーヤーもいないため

本気でトラベリングしてるのか、わざとなのか、またそのファウルは
ただのタッチなのか、わざとのファウルなのか分からない。

 

そんな感じの審判講習会終盤。

 

(しかし・・無報酬であろう講師で来ていた公認審判の方には頭が下がります。。)

 

待ち時間も多くあったので知り合いといろいろとしゃべっていました。

 

その内容はミニバスについて。

 

喋っていた知り合い2人(AちゃんBさん)はどちらもミニバスの指導者らしく
チームの現状に自分ができることは何かいつも考えているようでした。えらすぎる。。

 

A「なんかキャプテン親子がが『もう怒らんといてほしい』って言ってくるんです。
 次、大声出されたら辞めるとか言ってるんです」
 

 
B「え、何それ。キャプテン交代させた方がいいんちゃう?」

 

A「なんか、こっちが言ってること伝わってないような感じで。
 大声出すのも反応がないからなんですけど。。」

 
 
B「なんかかわいそうやな!怒ってもらえるってことは愛してるってことやん?
 愛情を感じられないなんてかわいそう!」

 
 
A「・・・なんていうか、怒りにくいんですよね」

 

B「私は怒ったあと、めっちゃフォローするねん!なんていうか、なんで怒ったのかとか
 どんだけ愛情を持って怒ってるのか、伝えるようにしてるで!」
 
 
 
A「・・・はぁ。。」

 

 

Bさんの勢いにたじたじのAちゃん。

それをじっと聞いている私。

 

 

ただAちゃんの顔は私を見ており、Bさんの方を見ていない。(ように見えた)

 

既にBさんの指導にいささか疑問が生じてきている私。笑

 

 

私「ミニバスのコーチってほとんど手弁当よね?」

A「はい」

私「それだけで頭下がる。すごいなぁって、誰でも出来ることちゃうなぁって」

 

すかさずBさん

 

「いやほんと、Aちゃんなんて自分の子どもが所属してるワケちゃうやん。それやのに
 毎週毎週、えらいと思う!私は自分の子どもが所属してるからついでの部分あるけどさ!
 ほんますごいと思う!」

 
 
素直に褒めるBさん。

 

「コーチとか親に、子どもは感謝しないといけないよね!
 バスケできるのは誰のおかげか感じないと!それ伝えるのも指導やと思うねん」

 
 
Bさんの言っていることは正しいかもしれない。

 
 
でもAちゃんはほとんど私を見ている。

 

きっと、Bさんの言っていることとは違った感情がAさんにはある。

 

私はそう思いました。

 

 

だから思ったことを言ってみました。

「私さ、ミニバスしてるとき。

 コーチに反抗しかしてなかったで。
 
 
 
 

キラとAさんの目が光った。

「同学年のチームメイトも個性的ですごい反抗するメンバーやったけど、
 それでもみんな付いてきてくれてたし、下級生も全員私の味方やった。
 
 
 
 誰にも何にも言われへんかった。
 
 
 ってか、言わせなかった。
 
 
 
 言わせないだけのことしたろと思ってたから。
 
 
 全部やってのけてやろうって。
 
 
 指示されたこと全部やってのけて、かつ自分のやりたいことやってやろうって。
 そのために指示聞いてた感じ。
 
 
 何にも言わせない。
 
 
 って感じでずっと反抗してた。
 
 
 結果、強かった。
 
 
 団結してた。
 
 
 バスケも楽しかった。」

Bさんはこれに対しては予想外の言葉だったらしく、何も言わなかった。

(それを狙ってわざときつめの内容にしたことは言わずもがな。)

Bさんは良い人なので肯定的に話しを拾ってくれる人だけど、私の話は
Bさん的に肯定すべき内容がなく、何と言ったらいいか分からないようだった。
ちょっとキャパオーバーになったような表情。

でもAちゃんは

「それなんです!」

と言った。

「そんな風に反抗してもなんでも良いから、自分で考えて動いてほしいんです。」

 

 

 

みなさんどう思いますか?

 

 

Bさんは、とても良い人だと思います。

 

でも、人に何かを教えるための覚悟がまだ備わっていないと思います。

偉そうにそう思います。すみません。

 

WNBLで活躍し、今現在リオで激戦を戦っている渡嘉敷選手。

はっきり言って、高校生(桜花学園)の時の彼女に人間的な魅力は感じませんでした。
JXの時もです。今は精神的にすごく成長したことが見ているだけで感じます(まだいけそうやけど)

 

超ど級の高校生に大人たちはちやほやします。

 

だいたいの指導者者は、
だから礼儀やら何やら高尚なことを説いて
一流の選手になる前に一流の礼儀を叩き込むでしょう。

 

恥ずかしくないように。

 

でも桜花の監督はそうはしませんでした。

 

先輩後輩、後輩の仕事。敬語・礼儀。

どれも大事。

 

でも、詰込み過ぎると選手として小さく育ってしまうことがあります。
「どうぞ、どうぞ」と譲ってしまう。

 

それよりも先に伸び伸びとバスケを吸収してほしい。

そう思った監督さんはうるさく言わなかったのです。

 

そして今や日本のエースに育った渡嘉敷選手。

 

この話、反論したいところ沢山あると思います。

 

でも、私は桜花の監督さんの懐の大きさを感じます。

そして責任感も。

 

 

態度が悪くたって、最終的に許されてしまうことがあります。

それは「結果を出すこと」

勝った方が正しくなるのが勝負の世界でもあります。

厳しいですね。

でも事実です。

 

 

結果を出せるという自信。

生意気だと言われても「それでいい」と言ってあげられるだけの実績・結果。

生意気になったのは監督のせいだと言われても

「そうです」

と言える覚悟と責任。

 

感謝の気持ちや礼儀はいつでも身に着く。

でも伸び盛りはそう長い期間ありません。

 

 

大人はなんでも先回りして子どもの世話をやきます。

失敗した時にやってあげられることが、あまりないからです。
そして責任とれるか心配だからだし、
謝るのも怒るのも嫌だからです。

 

正しい時ももちろんあるけれど、それって本当に子どものためになるか。

 

とても難しい問題です。

 

「反抗してもいいから、向かってきてほしい」

そう言うAちゃんの気持ちは本当だと思います。

 

本当に反抗してきたら、どうなるかはわかりませんが、それでもいいんじゃないかと思うのです。

覚悟がAちゃんの方があるかなーと思うんです。

 

親に感謝しないといけない、とか。
コーチに感謝しないといけない、とか。

 

そんなことミニバスの時に習わなかったけど、今はきちんとわかります。

 

大事なことは言葉ではなくて、態度でも伝わります。

一生懸命教えてもらったと今も感謝しています。

 

後からわかることもたくさんあります。

 

それでいいと思うんです。

 

振り返って、「あの時すごいお世話になったなぁ」と思えたら。

そして自然に敬語も使えるようになるんです。

 

「感謝してほしい」なんてミニバスの時のコーチからは全く感じたことがありません。

 

一緒に一生懸命、同じコートでバスケットをし闘った。

これだけ。

 

 

いろんな子がいて、個性の塊で、毎年色の違うチームになる。

 

ミニバスはそれがいいところだと思っています。

 

最初の挨拶・いじめをしない、ゴミを捨てない。

 

これくらいで十分。

 

あとは指導者が責任を持って「自由」にさせてあげてほしい。

と個人的に思います。

 

怒ること、恥をかくことに対して責任をとれないとなかなか良い指導者に
なれないのかもなぁ

とAちゃんBさんの話を聞いていて感じました。

 

だって、自分が小学生の時、感謝の愛情だの、いちいち考えて行動なんてできてなかったのに、
大人になったからって強要すべきじゃない。

大人だってできてないのに。

もっとシンプルでいいと思う。

 

 

PS:続缶バッチ。続々ゾクゾク。ワクワク。

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この記事を書いた人

バスケ歴:松陽ミニバス→中学は陸上部→甲子園学院高校→園田女子大→大阪ガス(2016年3月退部)

小5で始めたミニバスで将来を嘱望されたが、地元中学にバスケ部がなかった。周りからは越境も勧められたが陸上部に入り、全中出場を果たす。 その後兵庫県でNO,1だった甲子園学院に中学未経験ながら堂々入部。 入学時はバッシュもなく底を綺麗に拭いた運動靴で練習をし見かねて顧問の先生からもらうなど、様々なエピソードの持ち主。「涙は分泌物」と言い放ち、心が鉄のように動かないため、鉄子とも言われている。

大学卒業後は一般企業に勤め、数年プレーしない日常を楽しんでいたが、会社の飲み会にてたまたま大阪ガスの試合に誘われ流れのまま入部。 工場長と出会う。チームでは常に30点は得点あげていた絶対的エース。

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