【GFMG】バスケットがしたいけど出来ないあなたへ

甥っ子を抱っこ紐で抱っこして階段を下りている妹。

すると甥っ子で下(足元)が見えないらしく

「階段怖いわー下が見えない」という妹に母が

「おかーさんも下見えないで」

「おかーさんはお腹のせいやろ」(つまり太ってるからやろという意味)

と冷ややかに突っ込まれていて

すかさず姪が「キャハハ」と笑う。

母も「キャッハー」とふなっしーみたいに笑う。

楽しそうやな、

どうも、2号です。

 

普段は温厚な母も、たまに怒ります。

怒ったときの記事がこちら。

2015/5/8
【GFMG】嘘つかれた
https://grin-factory.com/?p=5620#comments

※この記事の冒頭も母の体形を笑う内容が。笑

 ちなみにうちの母はそんなに太ってはないですよ。
 面白くからかってる感じです。

だいぶ前に書いた記事ですが、そこへ数日前にコメントが入りました。

初めまして。この4月から中学生になる娘の母です。

小3からミニバスを始め、進学先の中学校でも部活でバスケができると
希望を抱いてきたのですが

来年度からバスケ部の新入部員は募集しない(廃部)と決定してしまい
女子の選択肢はバレーボールか文化部のみという状況です。

ミニバスの保護者で中学へ掛け合いましたが全く話し合いにもならず、
越境も考えましたが田舎なため送迎が必須。
主人は越境には反対なため諦めざるを得ません。
本人も諦めるしかない状況なためバレーをするより仕方ないと思っているようです。

そんな中、同じ状況で越境した一つ上の子が通う中学から人数が足りないため
2月、3月にある練習試合に出ないかと
その子の親を通じ顧問の先生からお誘いを頂きました。

一度、その中学の練習に参加させて頂いたことがきっかけになってます。

私としては、バレーボールに向け気持ちを切り替えようとしている中、
中学の練習試合に参加させないほうがいいのではと思っているのですが…

色々悩む中、G☆F2号さんのブログに出会いました。

越境しなくてよかったということ、
陸上を始めてわかったことなどとても参考になりました。
何かアドバイスを頂けると幸いです。

 

 

コメントを読んで・・・

日本のバスケットボールを取り巻く環境は、いまだに厳しいなと感じています。

その地区にやりたい競技に精通した学校の先生がいなければ
せっかく小学校で頑張っていても、中学で伸び悩んだり辞めてしまうことがある。。

その点、サッカーは「ガンバユース」や「東京ヴェルディユース」など、

18歳以下(U18)・15歳以下(U15)と区切りながら、学校の枠に捉われることなく

クラブチームに所属して競技を学び、楽しむシステムがあります。

 

これでもやっぱり都会の方は選択肢が広かったりするけど、田舎から通うのは大変で無理

という方もいらっしゃるでしょう。。きっと。

どの競技も全てにおいて希望通りできるわけではありませんが、

少しずつ環境が整っていっているサッカーに比べると、

「バスケ部が無いから競技が続けられない」
「地域のクラブチームに所属しても大きな大会に出場できない。」

と諦める理由が多くあるのは否めないと思います。

今秋から開幕する国内男子バスケットボール「Bリーグ」

■Bリーグ 
NBLとbjリーグが統合し全45チームで今年10月に開幕予定。
理事長は日本サッカー協会理事で、日本バスケットボール協会専務理事の大河正明氏が務める。
チームは東、中、西の3地区に分かれ、1、2部とも18チーム、3部は9チーム。

1部参入は5000人収容アリーナ確保や財政面の安定が条件となった。

1部は各チーム年間60試合を戦い、年間優勝を決めるチャンピオンシップは3地区の上位2チームに加え、
残る12チームの勝率上位2チームが出場。

準々決勝、準決勝は2試合ずつ、決勝は中立地での一発勝負となる。
各シーズン、1、2、3部の入れ替えが行われる。

 

このBリーグのネーミングライツ(命名権)をソフトバンクが取得し

企業名が刻まれた「ソフトバンクBリーグ」としての船出が有力視されているそうです。

 

このネーミングライツの契約金が30億円以上と言われていて、

スタートから強力なバックアップがいてくれることに

前途が明るく照らされている気がします。

 

サッカーJリーグを盛り上げてきた川淵三郎氏のおかげで、FIBAからの制裁が解除され

前へ前へ進んでいる日本バスケ界。

 

もっと地域に根付いて、もっとメジャーになって、もっとバスケットボールプレーヤーの

地位が向上すれば、子供たちの目標になることができる。

 

やっぱり、プロ野球選手を目指すのはちゃんと生活できる、いや、それ以上に地位も名誉も

お給料もきちんと確立されているからだと思います。

 

バスケット選手もアメリカのように憧れの的になる日が来てほしいと思います。

IMG_2403 (2)

どちらも憧れです。

 

さて、ブログコメントへの返信ですが、個別メールさせていただきました。

ただ、きちんと届いているのか不安なため、また隠すような内容では無いので

ここにも書かせてもらおうと思います。

 

********************************************

ミミさん
 
ブログへのコメントありがとうございます。
また返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
 

どうも、2号です。

 
単刀直入に言いますと、練習試合、行きたいと思うなら行ったらいいと思います♪
 
きっと本人もバスケットがしたいはず。ですよね。(^^

 
バレー部に入るという選択は、どちらかというとどうしようも無いことかも知れませんが
練習試合に行く、行かないというのは本人が選択できることだと思うからです。
 
やらせてあげたいこと、我慢すべきこと、色々親として思うことはあるかと思いますが
せっかくバスケットができるチャンス、させてあげてほしいと思います。
 
 
やりたいことが出来る環境があることはとても特別なことだということ、
きっと本人が一番今噛みしめていることだと思います。
 
 
 
また私の話になり恐縮ですが、

 
私の父も越境には反対でした。

ですのですんなりバスケをせずに陸上競技へ向かったのもあります。

 
でも中学2年生の時に再度、越境の話が他校の先生から持ち上がりました。
それは地区のバスケ協会からの指示もあったようです。

 
最初は反対していた父も、あまりの周りからの説得や、私本人のバスケがしたいという想いから
最後は

 
「自分で決めたらいい」

 
と言って越境することを許してくれました。

 
でも、最後に私はやっぱり陸上競技をしようと思い直しました。
 
 
これは今でも言われますし思いますが、きっとあの時越境をして中学でもバスケをしていたら
違った道が拓けていたと思います。

当時の同学年のライバルたちは今でもWリーグなどで活躍していますので。

 
まぁ、「たられば」の話なので、なんとも言い切れませんが(^^)

(そしてブログにも書いた通り、そうなれば間違いなく人の気持ちが分からない
 天狗になっていたことでしょう)
 
 
では、なぜ陸上競技に戻ったか。
 
 
 
 
こんな中途半端なままバスケへ行っても、それは「逃げ」だと思ったのです。
 
 
確かに中学1年生のころは、先輩に引っ張ってもらい近畿大会3位になるほど
結果に充実した陸上競技生活でした。

でも2年生になり、めっきり結果が出なくなっていたのです。

そんな時、またバスケの道から誘いが来たのです。

 
この時バスケの道を選ぶことなく、陸上競技を選び、結果的に全国大会まで行けたことは
今でも良い思い出ですし、こんな風に体験談として話すことができます。
 
 
娘さんも、もしかしたらバレーで大成するかもしれません。
可能性はどこにだって広がっています。

きっかけは何だったのかは振り返ってみなければ分からないものですし、
それは挑戦した人にしか分からないものです。

 
「中学校やってなかったから高校で再度バスケをした時に不利になる」

確かにそうですね。

 
でもそれは、当たり前なんです。

それが嫌ならバスケットをする必要はないと思います。

バレーを続けるのも、違う競技をするのも良いと思います。

 
それでもまたバスケがしたいと思うか。

 
個人的には、またバスケしてほしいと思います(^^)

 
 
一番下から登り上がる景色もまた、良いものでしたから。
 
挑戦した私だから言えます笑

 
 
どうしても中学でバスケがしたいと思うなら、断固として父親を説得する
覚悟を「娘さんが」もつことです。
 
 
きっと子供がこれがやりたいと必死になってる姿に、心打たれない親はいないと思います。
うちの父も相当頑固ですが、最後はわかってくれました。
 
 
 
でも、私個人の意見としては、義務教育のうちはきちんと親の方針を聞いて
与えられた環境で精いっぱい努力することも大事だと思うのです。

 
父を説得するか、自分を説得して進むかは、本人が決めることだと思います。
 
 
これから大人になるにつれ、決断すべきことが山ほどあるかと思います。

 
自分で決めたら後悔せずに進んでほしいと思います。

 
 
なんらアドバイスになっていないかもしれませんが、
娘さんが毎日笑顔で過ごしてくれることを願っています。

 
GRIN★FACTORY 2号

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PS:先日誤って、FBのブログへのリンクがログインページになっていました。すみませんでした。

ステッカーちゃん。て

すません

 

【GFMGは、バスケットボールブログです。】
GRIN★FACTORY工場長&2号が、現役選手としてこうありたいという想いを 日々綴るバスケブログです。
ミニバス選手や中高バスケ選手とその保護者さんにもコメントやメールを沢山頂き、
私たちも励まされています!
ぜひ、ひと味違うバスケウェアブランドGRIN★FACTORYのブログ、お楽しみ下さい。

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この記事を書いた人

バスケ歴:松陽ミニバス→中学は陸上部→甲子園学院高校→園田女子大→大阪ガス(2016年3月退部)

小5で始めたミニバスで将来を嘱望されたが、地元中学にバスケ部がなかった。周りからは越境も勧められたが陸上部に入り、全中出場を果たす。 その後兵庫県でNO,1だった甲子園学院に中学未経験ながら堂々入部。 入学時はバッシュもなく底を綺麗に拭いた運動靴で練習をし見かねて顧問の先生からもらうなど、様々なエピソードの持ち主。「涙は分泌物」と言い放ち、心が鉄のように動かないため、鉄子とも言われている。

大学卒業後は一般企業に勤め、数年プレーしない日常を楽しんでいたが、会社の飲み会にてたまたま大阪ガスの試合に誘われ流れのまま入部。 工場長と出会う。チームでは常に30点は得点あげていた絶対的エース。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 先日は、メールを頂きありがとうございました!
    私からの返信が遅かったためご心配をおかけしました。メールを頂いたことが嬉しく、またとても考えさせられる内容だったため返信の内容も日々考え、保存しながら少しずつ書いていました。
    ブログに取り上げて頂いて恐縮してます(@@;)

    これから先、どうなっていくのかわからないけど親としてできることを精一杯していきたいと思います。そして娘には「あなたと同じで、中学ではバスケはできなかったけど、高校でバスケを選択し、続けている人がいる」ということを話しをしたいと思います。
    これからも、ブログを参考にまた、楽しみに読ませていただきます(^-^)

    • ミミさん
      コメントありがとうございます(^^)

      返信が遅かったとは思ってませんので☆
      他の方にもきっと同じ思いしている人がいると思い
      引き合いに出してしまいました。
      勝手にすみません・・。

      親御さんって大変ですよね。。その子の将来を考えると何が正解か
      今は誰にもわかりませんから。。

      でもどんな状況でも環境でも光る子は光ります(^^)
      それはその子の行動次第です。

      他の人から差し伸べられる手を使って上にあがることももちろん大事です。
      でも自分で切り拓くことだって不可能ではありませんよね。

      今精いっぱいできるフィールドで思う存分光ってほしいと思います。

      こちらこそこれからもよろしくお願いいたします。

      2号

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